ドラニキ
欧州って、政治的には東西に分かれていても、食文化的には南北に分かれていますよね。北方ではじゃがいもをよく食べるのが共通点です。じゃがいもは多様な料理に使われるのですが、こうしてすりおろして「お焼き」にした料理は各国で国民食になっています。
材料
(2人分):
- じゃがいも
- 中4個
- 卵
- 1個
- 薄力粉
- 大1
- ベーキングパウダー
- 小1/2
- 玉ねぎ
- 1/8個
- こしょう
- 小1/8
- サラダ油
- 大1
- バター
- 大2
- スメタナ(※1)
- 50~100 mL
- ※1:スメタナはサワークリームです。リンク先のようにヨーグルトと生クリームを混ぜて似たものを用意するとよいです。
調理時間
:
作り方
:
- じゃがいもを目の細かいスライサーで千切りにするか、ハンドブレンダーなどですりおろし、ざるに入れて水切りする。
- その間に玉ねぎをみじん切りにする。
- ボウルに卵を入れて溶き、じゃがいも、薄力粉、ベーキングパウダー、玉ねぎ、こしょうを入れて均一に混ぜる。
- フライパンにサラダ油とバターを入れて中火で熱し、生地を大さじ山盛り1杯ずつ落とし、両面をキツネ色に焼く。
- 皿に乗せ、スメタナを添えていただく。
- Enjoy!
材料と調理のこつ
:
- 熱いうちに食べる料理です。冷めないように配慮していただきます。
- じゃがいもの水切りに時間をかけすぎるとじゃがいもが黒ずんでしまいます。
- じゃがいもの水切りによって除去された液体を放置しておくと、じゃがいものデンプンが沈殿します。上澄みを捨ててデンプンを生地に混ぜるレシピもあります。
- スメタナはリンク先を参照して似たものを手作りできるので、現地の味を理解するためにも推奨します。
- スメタナがない場合はリンゴジャムをつけたり、ときにはイクラをたっぷり乗せて食べたりします。
Tips about cuisine
- 「ドラニキ」のウクライナ語やロシア語の表記は「Драники」。
- 「ドラニキ」は隣国のベラルーシ発祥の料理とされ、ベラルーシ語の「Дранікі」が名前の由来である。
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