ローストチキン

ローストチキン

ローストチキンは英国圏の定番料理。自宅でもオーブンで作れるのが嬉しいです。本当の豪華なローストチキンは鶏1羽を使うのだけど、とはいえ、日本の家庭用のオーブンでは、機種によっては小さすぎて上手に焼けません。それに鶏1羽を使うと数年に1回焼くかどうかという事態にもなり得る・・・。そこで、ローストチキンはレッグ(足)が美味しいと思うのと、レッグなら気軽に買えるし、失敗しにくいので、このレシピではレッグで作るローストチキンとしました。じゃがいもも一緒に焼くと美味しいですよ。

材料

2~4人分):
<ローストチキン用>

鶏の骨つきレッグ
2本
大1/2
こしょう
小1
はちみつ
大1
サラダ油
大1
ナツメグ
小1/4

<ローストポテト用>

じゃがいも(※1)
5個くらい
薄力粉
大1
小1/3
サラダ油
大2
  • ※1:じゃがいもの品種は問いませんが、細長いもののほうが火が通りやすく作りやすいと思うので、1つ130 gくらいのメークインを推奨します。重量は650 gくらいを想定しています。

<グレイビーソース>

グレイビー(※2)
1/2 C
  • ※2:市販のレトルトのグレイビーでもよいですが、なかなか出回っていないようで、私はリンク先レシピのように、デミグラスソースをもとに簡易に手作りしています。

調理時間

:1 時間

作り方

  1. 鶏肉のあちこちにナイフをぷすぷすと刺し、ボウルに入れ、調味料を全部加えて、両手で鶏肉になすりつける。
  2. オーブンを200℃に予熱開始。
  3. じゃがいもを洗って水気を拭き取り、小さめ(1つの重さが16~20 g程度)に切って別のボウルに入れる。
  4. 薄力粉を入れて全体に均一にまぶす。
  5. 塩、サラダ油を入れ、全体を均一に和える。
  6. オーブン天板にサラダ油(分量外)を塗り、鶏肉(皮を上に向けて)とじゃがいもを重ならないように乗せ、200℃のオーブンで焼く。
  7. 10分経ったらオーブンから取り出し、スプーンを使って、くっついたところをはがしながら、じゃがいもの上下を返すように混ぜ、オーブンに戻す。
  8. 10分おきに上記の作業を繰り返し、途中油が足りないようなら足して、鶏肉の表面が美味しそうに焼け、じゃがいも皮がしんなり&部分的に茶色く焦げ始める頃合いまで焼く(目安として焼き時間の合計が50分)。
  9. 鶏肉に菜箸を刺して抜いたときに中から澄んだ液体が出てきて、じゃがいもに菜箸がすっと刺さることを確認する。
  10. 鶏肉とじゃがいもを盛り付けた後、天板に残った焼き汁を集めてグレイビーソースと混ぜる。
  11. Enjoy!

材料と調理のこつ

  • 乾燥ローズマリーを使うレシピもあります。
  • にんにくを数かけ、薄皮をむかずに加えるレシピもあります。
  • 天板にこれまでの調理の焦げなどがついているとじゃがいもがくっつきやすいので、使用前に落としておくとよいです。
  • 鶏肉が焼けたかどうかを、調理用温度計で内部温度が76℃以上(安全を期したら80℃以上)になることで確認することもできます。

Tips about cuisine

  • 「ローストチキン」の英語(英国、アイルランド、マン、ジャージー、ガンジー、セントヘレナ、南アフリカ共和国、ニュージーランド、カナダ、フォークランド、ノーフォークの公用語、米国とオーストラリアでよく話されている言語)の綴りは「Roast chicken」または「Roasted chicken」。
  • 「Roast」(ロースト)は天火で焼くという意味、「chicken」は鶏肉の意味。よって「Roast chicken」(ローストチキン)はオーブン焼きの鶏肉のような意味になる。
本記事、レシピ内容及び写真の著作権はすべて管理人:松本あづさ(プロフィールは≫こちら、連絡方法は≫こちら)にあります。読んでくれた方が実際に作って下されば嬉しいですし、料理の背景やTipsなど、世界の料理情報の共有を目的として、大事に作成しています。
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