モホロホ

  • スペイン料理

  • 現地表記

    :Mojo rojo(スペイン語)

  • 概要

    :にんにくが利いたスパイシーでオイリーなソース

モホロホ

「モホ」は、sauce(ソース)やsalsa(サルサ)などに該当する単語で、味付けのためのタレやソース類全般を指す言葉です。カナリア諸島のモホと言えば大きく2つあり、唐辛子やパプリカの赤色が綺麗な赤いモホ(モホロホ)と、パクチーをペーストにした緑色のモホ(モホベルデ)です。このレシピでは、赤いモホ(モホロホ)を、しかも手軽にチューブにんにくで作れるレシピとして掲載しています。これだけ簡単で手軽で、美味しいとなると、現実的には大変に有難いですね。ゆでじゃがに合わせるのがポピュラーな使い方です。

材料

1~2回分):

オリーブオイル
50 g(※1)
チューブにんにく
大1
パプリカパウダー
小1
クミンパウダー
ひとつまみ
カイエンペパーパウダー
ごく少々
ひとつまみ
  • ※1:計量スプーンを汚さなくてすむよう重量で計量しています。大さじなら3.5杯くらいです。
  • ※2:生のにんにくをすりおろしたものでもよいです。

調理時間

作り方

  1. すべての材料を小鍋に入れ、菜箸で混ぜながら弱火~中火にかける。
  2. にんにくからシュワシュワと気泡が出たら弱火にし、にんにくに火が通り、油が赤くなったら火からおろし、すぐに鍋底を水につける。
  3. Enjoy!

材料と調理のこつ

  • オリーブオイルは、重量で計量すると計量スプーンを汚さなくてすみます。計量スプーンで量る場合、50 g=約55 mLなので、大さじ3~4の間をとればよいです。
  • チューブにんにくはにんにくがきめ細やかにすりおろされているので仕上がりの舌触りが良いです。生のにんにくをすりおろして使うときも、きめ細かくするとよいです。
  • パプリカパウダーは焦げやすく、また焦げると色が悪くなり味が苦くなって台無しになるので、パプリカパウダーが焦げないように火からおろしたらすぐに鍋底を冷やします。

Tips about cuisine

  • 「モホロホ」のスペイン語(スペインの公用語)の綴りは「Mojo rojo」。
  • 「モホ」(Mojo)はソースの意味、「ロホ」(Rojo)は赤いという意味である。よって「モホロホ」(Mojo rojo)は「赤いタレ」の意味になる。
  • スペイン離島(アフリカ西サハラ沖)のカナリア諸島の名物料理である。


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