バノック
バノックは、米国やカナダの先住民が作る、イーストを使わず発酵しないパンのこと。揚げるバノックと焼くバノックがあり、形もいろいろなものがあります。現在はアウトドアの人気パンでもあります。今回は焼いたバノックですが、食べてみたら、これはスコーンと同じルーツをもつ料理だということに、その食感からきっと気が付くと思います。
材料
(4~6人分):
- 薄力粉
- 2C
- ベーキングパウダー
- 小2
- 塩
- 小1/4
- スキムミルク
- 大3
- 砂糖
- 大1
- バター(※1)
- 大4
- 砂糖
- 大1
- 水
- 100mL
- ※1:バターはマーガリンで代用してもよいです。
調理時間
:1 時間(生地を寝かす時間を除く)
作り方
:
- ボウルに薄力粉をふるい入れ、ベーキングパウダー、塩、スキムミルクを入れる。
- バターを数個に切って入れ、両手で粉をもち、バターを乗せ、手をこするように動かして粉をバターにこすりつける。粉がぽろぽろとそぼろ状になったらその粉を落とし、まだそぼろになっていない粉をバターにこすりつけ、これを繰り返して全ての粉にバターをなじませる。
- 水を加えてヘラでさっくりと混ぜ、だいたいひとまとまりになったら、フタをして1時間~1晩放置する。
- オーブンを200℃に予熱開始。
- 生地を20cmの円盤状に延ばすか、20cmの耐熱皿に敷く。
- オーブンに入れ、200℃、15分くらいを目安に焼く。
- Enjoy!
材料と調理のこつ
:
- このレシピでは、およそ直径20cm、厚さ3cmくらいの仕上がりになります。
- とかしバターやゆるいバターを加えてはいけません。冷蔵庫から出したての、硬いバターを使います。
- 牛乳があれば、スキムミルクをなくして水を牛乳に変えてもよいです。
- 小麦粉の一部を全粒粉に変えると風味が良くなります。
- 焼き時間は、オーブンの機種等によって変わるので、初回は様子を見て、生焼けにならない時間を測るとよいです。
- この写真のバノックはタジン鍋、すなわち下からの火のみで焼きました。
- バノックの生地を一口大にちぎって油で揚げるバノックもあります。
- このバノックを切り分けたものをスコーンと呼ぶこともあります。
Tips about cuisine
- 「バノック」の英語(米国、カナダの公用語)の綴りは「Bannock」。
- 「Bannock」(バノック)はケルト語に由来する単語であると推測されており、スコットランドやアイルランド地方からもたらされたという説がある。
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