グラーシュ
-
国
:セルビア料理、クロアチア料理、ボスニアヘルツェゴビナ料理
-
現地表記
:Gulaš(セルビア語、クロアチア語、ボスニア語)
-
概要
:パプリカパウダー入り牛肉の柔らか煮
グラーシュといえば、ハンガリーの郷土料理のグヤーシュを思い出す人が多いと思います。でもグラーシュ(グヤーシュ)とは肉の煮込みを指す広い言葉で、様々なタイプの料理が存在します。そこでよくスープタイプのハンガリー版と比較されるのが汁気少な目のセルビア版で、赤ピーマンの粉(パプリカ)もあまり使わず、辛くなくしょっぱくもなく、肉の柔らかさの絶品さを感じる料理です。
材料
(2人分):
- 玉ねぎ
- 1/2個
- にんにく
- 1かけ
- お湯
- 100mL
- 牛脂
- 2かけ
- カット牛肉
- 300g
- ベイリーフ
- 2枚
- コンソメ顆粒(※1)
- ひとつまみ
- 塩
- 小1/4
- こしょう
- 少々
- カイエンペパー
- 少々
- パプリカパウダー
- 小1/3
- 薄力粉
- 小1
- ※1:現地で使われるベゲタの代用です。
調理時間
:1 時間 30 分
作り方
:
- 玉ねぎとにんにくを細かいみじん切りにする。
- お湯を沸かしておく。
- 厚手の小鍋に牛脂を入れて強火で熱し、カット牛肉を入れて全面に軽い焼き色をつけ、表面が焼けたら取り出しておく。
- 玉ねぎとにんにくを入れて中火で熱し、混ぜながら炒め、あめ色にする。
- 肉を戻し入れ、お湯(ぬるま湯の温度でよい)を入れ、ベイリーフとコンソメ顆粒を入れて全体を混ぜ、フタを乗せて少しだけずらし、ときどき鍋底から混ぜながら弱火で1時間あるいは煮汁が8割がた飛ぶまで煮る。
- 塩、こしょう、カイエンペパーパウダー、パプリカパウダーを加えて全体を混ぜ、味見をして塩加減や旨味加減を好みに調える。
- 煮汁の一部を小皿に取り出し、薄力粉を加えて混ぜ、鍋の中に水溶き片栗粉の要領で加え、全体を混ぜながら弱火にかけ、汁にとろみをつける。
- Enjoy!
材料と調理のこつ
:
- カット牛肉はカレー用として売られているものでよいですが、安くてもよいのでステーキ肉を使うと現地の柔らかさが一層再現できます。
- 辛くもなくしょっぱくもなく、肉と汁が旨いといった具合に仕上げるとよいです。
- 現地ではマッシュポテトやパンとあわせていただきます。
Tips about cuisine
- グラーシュのセルビア語(ラテン文字表記)、クロアチア語、ボスニア語の綴りは「Gulaš」。
- 「Gulaš」(グラーシュ)はシチューや煮込みの意味である。
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