タバカ

  • ロシア料理、ジョージア料理

  • 現地表記

    :Табака(ロシア語)

  • 概要

    :骨抜き鶏肉の押さえ焼き

タバカ

骨付きの鶏肉は美味しいですよね。しかし骨があるよりは骨がないほうが調理しやすく食べやすくなるもので、ジョージア料理や、ジョージア料理を取り入れたロシア料理で名高いタバカは、骨付きの鶏肉から手間をかけて骨を抜き取ってから、押さえつけて拡げて焼く料理です。押さえつけて焼く鶏肉は、表面がパリっとして身が適度にしまって美味しいし、形が崩れないし、広がるからお肉が大きく見えてごちそう感が増して、良いことづくめです。現地ではトケマリとうい甘酸っぱいプラムソースをかけて食べるのが定番ですが、日本にはトケマリがなくても、塩焼きだけでも十分なごちそうです。

材料

2人分):

鶏の骨付きもも肉
2本
小1/2
バター
大3

調理時間

:40 分

作り方

  1. 骨付きもも肉をまな板に置き、側面から水平に包丁を入れ、切り離さないように鶏肉を開き、中の骨を引き抜く。
  2. 鶏肉にまんべんなく塩をまぶす。
  3. 鶏肉が広げて入るサイズのフライパンにバターを入れて中火にかけてとかし、鶏肉を皮を下にしてきれいに並べる。
  4. 重くて平らなもの(水が入った鍋が良い)を鶏肉の上に乗せて押さえつけ、3分ほど焼く。
  5. ひっくり返して同様に押さえつけ、3分ほど焼く。
  6. もう一度ひっくり返して同様に押さえつけ、8~10分ほど焼き、完全に火を通す。
  7. Enjoy!

材料と調理のこつ

  • 鶏肉を押さえつけて焼くとき、肉とフライパンがくっつくのが心配であれば、こまめに鶏肉を持ち上げてバターをフライパン表面になじませ、くっつきを防止するとよいです。
  • バターが多いのは現地のレシピの通りです。気になる場合は減らしてもよいですが、ある程度バターが多いほうが風味もつくし、鶏肉を焼くときにフライパンにくっつきにくくなります。
  • 写真では鶏肉を焼くときのフライパンの隙間にピーマンを入れて一緒に焼きました。

Tips about cuisine

  • 「タバカ」のロシア語(ロシアの公用語)の綴りは「Табака」。
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