ジャンバラヤ

ジャンバラヤ、米国料理、スパイシー炊き込みごはん

ジャンバラヤ

ジャンバラヤは、肉や魚介類を炊き込んだ素晴らしい風味のごはんです。米国南部で、地元と移民の文化が混交した、いわゆるクレオール料理の代表的な一品です。現地のレシピでは、ごはんが炊けたあと、パイ皿にあけ、パン粉をふり、バターをたっぷり乗せてさらに40分オーブン焼きにしていますが、ここではごはんが炊けた状態でじっくり蒸らして仕上げました。
材料(2~4人分):

・・・1.5合
鶏肉・・・好きな量(今回は手羽4本)
エビ・・・好きな量(今回はむきエビ100g)
・・・300mL
塩、鶏がらスープの素・・・味見で決める
ケチャップ・・・大2~3
油(米を炒める)・・・大1
ピーマン・・・1個
玉ねぎ・・・1/4個
にんじん・・・5cm
セロリ・・・10cm
油(野菜を炒める)・・・大1
調理時間:1 時間(蒸らし時間を除く)
作り方:

  1. 米を研いでしばらく水に浸したあと、ザルにあげて水を切っておく。
  2. 小鍋に鶏肉とエビと水を入れ、フタをしてゆっくりゆで、火が通ったら鶏肉とエビを取り出す。
  3. ゆで汁に、塩や鶏がらスープの素と減った分の水を加え、飲んで美味しいと感じるスープを300mL強作る。
  4. そのスープにケチャップとケイジャンシーズニングを入れ、スパイシースープにする。
  5. フライパンに米と油を入れ、米のまわりに一通り油がゆきわたるようにさっと炒める。
  6. ピーマン、玉ねぎ、にんじん、セロリは1cm角の薄切りにする。
  7. フタのできる鍋やタジン鍋など、ごはんが炊ける容器に油を入れ、野菜を炒める。
  8. 米とスープを入れて混ぜ、鶏肉とエビを乗せて、フタして沸騰させ、沸騰したら極弱火にして20分加熱する。
  9. 蒸気が出なくなったら、フタをあけて、上部まで米が炊けていることを確認し、鶏肉を取り出して一度全体を混ぜたのち、フタをして10分以上置いて蒸らす。
  10. Enjoy!
こつは:
・鶏肉は胸肉やもも肉を角切りにしてもよいです。
・日本の米を使う場合は特にべたつく仕上がりになりやすいので、米を油でコーティングするように炒めるのが大事です。
・野菜の種類や量に決まりはありませんが、現地レシピでもピーマン、玉ねぎ、セロリが入っています。にんじんは彩りもよくなると思い加えました。
ケイジャンシーズニングがない場合は、含まれている香辛料のうち、チリパウダー(一味唐辛子で代用可)やこしょうなど、あるものを加えてください。
・蒸らし時間は1時間以上かけると、味と油が浸透し、米が一層パラっとしあがって美味しいです。その際冷めていたら電子レンジで再加熱するとよいです。

Tips about cuisine

・ジャンバラヤの英語の綴りは「Jambalaya」や「Jambalayah」。



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