ステューチキン

ステューチキン

ステューチキンは、カリブ海各国の大・大・大定番の鶏肉料理です。名称が英語なので、カリブ海諸国の元/現英領など、英語が通用しやすい国に多いという印象です。カラメルの甘さとしょっぱさが鶏肉に見事に合います。現地では、これを豆ごはんと一緒にいただくのが定番です。

材料

2~3人分):

鶏肉(※1)
400 g(※1)
レモン果汁
小1
小1/4
こしょう
小1/4
パプリカパウダー
小1/2
おろしにんにく
小1
ピーマン
3個
玉ねぎ
1個
完熟トマト(※2)
1個
サラダ油
大2
黒糖
小2
1 C
乾燥タイム(※3)
小1/2
味の素(※4)
ひとふり
  • ※1:鶏肉は、もも肉でも胸肉でも手羽でもよいです。これらのミックスでもよいです。骨付き肉の場合は食べる部分が少ないので500 gくらい使ってよいです。写真は鶏もも肉使用。
  • ※2:完熟トマトがない場合はトマト缶のホールを使ってもよいです。
  • ※3:乾燥タイムは枝ごと乾燥させたものがあれば1枝使います。
  • ※4:味の素は現地のSeason saltと同じ目的で加えます。好みで省いてもよいです。

調理時間

:1 時間 10 分

作り方

  1. 鶏肉を食べやすい大きさに切ってボウルに入れ、レモン果汁を加えて全体を混ぜる。
  2. 塩、こしょう、パプリカパウダー、おろしにんにくを加えて全体を混ぜ、フタをして30分置いておく。
  3. その間にピーマンと玉ねぎを薄切りにし、トマトを粗く刻んでおく(トマト缶使用の場合は取り出しておくだけでよい)。
  4. フライパン(テフロンがよい)にサラダ油を入れて強火で熱し、鶏肉を入れて表面に茶色い焼き色がつくように炒める。
  5. ピーマンと玉ねぎを加え、鍋底が少々焦げてくるように炒める。
  6. トマトと黒糖を加え、トマトを潰すように炒める。
  7. 全体に火が通ったら鶏肉を煮込み用の鍋に移し、フライパンに水を加えてヘラで底をこすり、フライパンについた油や旨味を水に溶かして鍋に入れ込む。
  8. 鍋に乾燥タイム(と好みで味の素)を入れ、フタをして弱めの中火にかけて15分ほど加熱する。
  9. フタを外し、鍋底の焦げを落としながら水分を徐々に減らしていく。
  10. 水分が9割方減ったら味見をして、塩加減や黒糖加減などを好みに調える。
  11. Enjoy!

材料と調理のこつ

  • 鍋で鶏肉を直接炒めると皮がはがれたりしやすいので、ここでは最初はフライパンで鶏肉を炒めています。もし煮込みに適した鍋がテフロン製などで焦げつきにくい場合は、最初から鍋で鶏肉を炒めてよいです。
  • 鶏肉と野菜を炒めるとき、鍋底を焦がしつけることで、良い茶色の仕上がりになります。ただし食材そのものを焦がさないようにします。
  • 骨付きの鶏肉を使う場合は、骨の中までしっかり火を通すため、様子を見て煮込み時間を長くしてよいです。
  • このレシピでは黒糖を使いましたが、砂糖をサラダ油の中で加熱して黒くカラメル化させたものを使ってもよいです。

Tips about cuisine

  • 「ステューチキン」の英語(元/現英領などのカリブ海諸国の多くの国の公用語)の綴りは「Stew chicken」。
  • 「ステュー」(Stew)は煮込みの意味、「チキン」(chicken)は鶏肉の意味。よって「ステューチキン」(Stew chicken)は、鶏肉の煮込みといった意味になる。
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