カイトゥン
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国
:タイ料理
-
現地表記
:ไข่ตุ๋น(タイ語)
-
概要
:タイ風味の茶碗蒸し
タイのイサン地方で、感激の茶碗蒸しに出会いました。ポークブイヨンの味つけで、旨味つけに魚醤を使い、中には豚のひき肉が入り、上にはカニカマとパクチー(香菜)が乗っていました。喉越しの良さなどは日本の茶碗蒸しと同じで、茶碗蒸しの新しいバリエーションとして日本の各ご家庭におすすめできる料理です。
材料
(丼1つ分):
- 水
- 350mL
- 豚ひき肉
- 30g
- ナンプラー
- 大1/2
- 中華だしの素
- 小1/2
- 卵(Mサイズ)
- 2個
- カニカマ
- 5cmを4本
- パクチー
- 仕上げに乗せる量
調理時間
:30 分
作り方
:
- 鍋に水の半量と豚ひき肉を入れて中火にかけ、豚肉の表面が白くなってきた頃にほぐし、沸騰して豚肉に火が通ったら火を止める。
- ナンプラーと中華だしの素を入れて溶かし、残りの水を入れて温度を下げる。
- 50℃以下(卵を入れても固まらないと思える温度)になったら、卵を入れ、泡だて器で、泡は立てないが白身はしっかり切るように1分間撹拌する。
- 味見をして塩加減や旨味加減を好みに調え、丼に入れ、丼がすっぽり入るフタつきの鍋に入れる。
- 丼の7割くらいの高さまで水を入れ、中火にかける。
- 弱い沸騰状態になったらフタをして10分加熱し、火加減を随時調整して弱い沸騰状態を保つ。
- 火を止め、フタをしたまま15分置いて蒸らす。
- 途中丼を傾け、明らかに凝固が足りない場合は加熱や蒸らしを繰り返す。傾けてみて凝固していそうなら中央に菜箸を刺し、穴からは透明な液が出て、菜箸を抜いたあとも穴が閉じないことで凝固を確認する。
- カニカマを十文字に置き、中央に粗くちぎったパクチーを乗せて出来上がり。
- Enjoy!
材料と調理のこつ
:
- このレシピで理論上作成量が約490mLになるので、500mL以上入る丼に適しています。丼が小さい場合は、丼と湯のみに分割して作るなどするとよいです。
- また、卵2個に対して、水の量は300~400mLの範囲で調製可能なので、丼のサイズによって水の量を変えることができます。ただし卵が多いと硬く、水が多いとゆるくて作りにくくなります。
- 中の様子を確認しながら加熱できると失敗しにくくなるので、ガラス製のフタを使うとよいです。
- 揚げにんにくや戻した春雨を入れるレシピもあります。
Tips about cuisine
- 「カイトゥン」のタイ語(タイの公用語)の綴りは「ไข่ตุ๋น」。
- 「ไข่」(カイ)は卵、「ตุ๋น」(トゥン)は蒸し料理の意味。よって「ไข่ตุ๋น」(カイトゥン)は日本料理の茶碗蒸しにあたる言葉なので、茶碗蒸しと訳してもよい。
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