スプリッツ

スプリッツ

イタリアには赤くてビターな味のリキュールが根付いていて、イタリアのスパークリングワインで割ったカクテルはアペリティーボ(食前酒)として文化的に根付いています。私は特にアペロールというリキュールベースのものが好きで、現地でよくスプリッツを注文していました。日本に帰国してから味を覚えているうちに何度もこのカクテルを作り、「現地のお店がお客さんに出していた味のアペロールスプリッツのレシピ」が再現できました。このページではアペロールを使うスプリッツのレシピを掲載します。カクテルを冷たくするために氷を入れるため、大きなワイングラスを使いますが、ご自宅にある一番大きなグラスで作ってみてください。

材料

大きなワイングラス1杯分):

アペロール(※1)
120 g(※2)
プロセッコの白(※3)
150~180 g(※2)
80~100 g(※2)
炭酸水
80~120 g(※2)
オレンジ
少々(※4)
  • ※1:スプリッツのベースリキュールとして、ここではアペロールを使っています。カンパリも入手しやすいので使っていただけます。
  • ※2:体積で計量すると洗い物が増えるし、プロセッコと炭酸水から炭酸ガスが抜けるので、量りの上にグラスを置いて直接重さで量り取る方法を取っています。体積で計量してもよいです。
  • ※3:プロセッコはイタリアのスパークリングワインで日本でも市販されています。なければ他のスパークリングワインで代用できます。
  • ※4:オレンジはスライスが2枚取れればよいですが、飲む直前にスライスを作るのが美味しいので、オレンジは1個丸ごと購入しておくとよいです。

調理時間

作り方

  1. <前日>プロセッコと炭酸水とオレンジを冷蔵庫に入れて冷やし、氷を十分に作っておく。
  2. <当日>オレンジのスライスを作る。
  3. グラスにアペロールとプロセッコを入れ、氷とオレンジスライスを入れ、炭酸水(必要なら氷も)を入れてグラスのフチ近くまで水面を上げる。
  4. 軽くステアして出来上がり。
  5. <オプション>グラスにまだ余裕があるようなら炭酸水や氷を増やしてよい。
  6. Enjoy!

材料と調理のこつ

  • アペロールは大きなワイングラスでいただきます。下の写真の2つのグラスは内容量が約440 mLと約530 mLなので、炭酸水と氷の量に幅を持たせることでどちらにも使えるレシピを作りました。
  • アペロールスプリッツアペロールスプリッツ

  • アペロールとプロセッコが1:1のレシピもありますが、プロセッコがアペロールより多いほうが現地の店がお客さんに出したものの味に似ている(そして美味しい)ので、2:3や4:5のレシピを採用しています。
  • 他の形状のグラスで作る場合はまず容積を計量し、比例計算でそれぞれの材料の量を変えて作ります。あるいは、とりあえずアペロールとプロセッコを2:3や4:5くらいでグラスの半分強ほど入れてみて、氷と炭酸水でメスアップする作り方でもよいです。
  • 炭酸ガスがなるべく多く残っているほうが美味しいのでステアは最小限。現地にはグラデーションをつける店もつけない店もありましたが、均一を目指して混ぜて炭酸ガスが抜けてしまっては美味しくないので、グラデーションが残っていてよいのでステアは軽くにとどめます。
  • 炭酸水を使わないレシピもありますが、爽快感のあるアペロールスプリッツを作るには炭酸水も必要です。
  • オレンジのかわりにレモンを使うレシピもあります。
  • ストローを入れてくれる店もあります。

Tips about cuisine

  • 「アペロールスプリッツ」のイタリア語(イタリア、サンマリノ、バチカンの公用語。マルタで通じやすい言葉)の綴りは「Spritz」。
  • 「Spritz」(スプリッツ)はスパークリングワインで割る炭酸カクテルを指す。
  • スプリッツのベースリキュールは、「カンパリ」(Campari)、「セレクト」(Select)、「アペロール」(Aperol)のような、赤い色のビタータイプのものが用いられる。よって具体的に識別するときは「カンパリスプリッツ」(Campari spritz)のようにリキュール名を頭につけて呼ぶ。
  • 現地では単にスプリッツと言えば「アペロールスプリッツ」(Aperol Spritz)を指すことも多い。
本記事、レシピ内容及び写真の著作権はすべて管理人:松本あづさ(プロフィールは≫こちら、連絡方法は≫こちら)にあります。読んでくれた方が実際に作って下されば嬉しいですし、料理の背景やTipsなど、世界の料理情報の共有を目的として、大事に作成しています。
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