ウーニカラ

  • フィンランド料理

  • 現地表記

    :Uunikala(フィンランド語)

  • 概要

    :魚のオーブン焼き

ウーニカラ

ウーニカラ

フィンランドの素敵な思い出に感謝。これは素晴らしいファミリーの住まいにホームステイさせていただいたときに、ママが私たちのために作ってくれた、思い出の料理です。良質のサーモンと、良質の生クリームがあれば、もうそれだけでいい。チーズもこしょうも使わない、良質のサーモンとクリームの実力が織り成す絶品料理です。付け合わせは、パスタやゆでたほうれんそうやゆでじゃがが定番で、それからごはんにもよく合います。

材料

2人分):

生サーモン(※1)
300g(※2)
適量(※3)
生クリーム(※4)
200mL(※5)
  • ※1:クリーム仕立てに向いている魚なら何でも使えますが、フィンランド現地では生サーモンを使って調理していました。日本の塩鮭を使う場合、塩分がきつくて既に身が締まりすぎているので、なるべく薄塩仕立てのものを選びます。
  • ※2:魚の量は、オーブン焼きにする容器の7~8割くらいを占める量にします。少なすぎるとクリームの使用量が増えてしまい、多すぎるとクリームがほとんど使えなくなりバランスが取れなくなります。よって魚の量は容器のサイズによって変動します。
  • ※3:魚に塩がかかっている場合は、不要です。魚に塩気がない場合には調理前に魚に塩をふります。例えば小さじ1/2など。
  • ※4:植物性のホイップクリームでも作れます。しかし良質の生クリームであるほど素晴らしい美味しさが得られます。
  • ※5:生クリームの必要量は、容器に魚を入れたあとに隙間を埋めて魚の表面ぎりぎりが浸かる量です。よって生クリームの量は容器のサイズと魚の使用量によって変動します。

調理時間

:20 分

作り方

  1. 魚に塩気がない場合のみ、事前準備として、全面に少々の塩をふって、しばらく置いておく。
  2. 【通常ここからスタート】オーブンを250℃に予熱開始。
  3. オーブン用耐熱容器に魚の切り身を入れ、ひたひたに浸るように生クリームを注ぐ。
  4. 250℃のオーブンで15分、あるいは表面が乾いてキツネ色になり始めるまで焼く。
  5. 好みで、仕上げに、刻みパセリやピンクペパーなどをあしらって出来上がり。
  6. Enjoy!

材料と調理のこつ

  • このレシピでは、直径15cm程度の円形の小さめのグラタン容器を使用しています。
  • 料理名の「カラ」は「魚」を意味する総称名なので、クリーム仕立てに合うならサーモン以外の魚も使えます。フィンランド現地では生サーモンを使っていたので、このレシピでは薄塩仕立ての生サーモンを使用しています。
  • 付け合わせは、パスタやゆでたほうれんそうやゆでじゃがが定番で、それからごはんにもよく合います。
  • 植物性ホイップを使っても美味しく調理できます。しかし生クリームが上質であるほど出来上がりの味わいが良くなります。

Tips about cuisine

  • 「ウーニカラ」のフィンランド語(フィンランドの公用語)の綴りは「Uunikala」。
  • 「Uuni」(ウーニ)はオーブン、「Kala」(カラ)は魚。よって「Uunikala」(ウーニカラ)は「魚のオーブン焼き」のような意味になる。


本記事、レシピ内容及び写真の著作権はすべて管理人:松本あづさ(プロフィールは≫こちら、連絡方法は≫こちら)にあります。読んでくれた方が実際に作って下されば嬉しいですし、料理の背景やTipsなど、世界の料理情報の共有を目的として、大事に作成しています。
出典URL付記リンクを貼れば小規模な範囲でOKなこと】
・ご自身のサイト、ブログ、FacebookやTwitterにおける情報の小規模な引用や紹介。
事前連絡出典明記をお願いします】
・個人、団体、企業等の活動や出版等で、当サイトおよび当管理人のもつ料理レシピや写真を活用・使用したい場合(料金は≫こちら)。
事後連絡でもよいのでお寄せ下さい(楽しみにしています)】
・学校や大学の宿題や課題で当サイトを活用してくれた児童・生徒・学生さん。
ご遠慮ください】
・大々的なコピペや読み込み、出版物への無断転載。
・商用非商用ならびに営利非営利を問わず、個人、団体、企業等の活動や出版等での無断使用。
※免責事項:上記の引用に基づいて万が一損失・損害がありましても、対応はユーザーご自身の責任において行っていただきますようお願いいたします。