プデチゲ

韓国料理、加工肉入りのチゲ鍋

プデチゲ

初めて食べたのはソウル。隣の母娘の食卓からいいにおいがしてきました。これは、在韓米軍部隊の食事の残りのスパムミートやソーセージを、韓国人が集めてチゲ鍋にしたのが由来とされています。だから、そういう加工肉と野菜を辛い鍋にすれば、具の組み合わせに決まりはなく、プデチゲと呼ぶことができます。分量に決まりもないので、是非手軽なソーセージあたりを使用して作ってみてください。
材料:

コチュカル(韓国の唐辛子粉)・・・例えば1人分あたり大1
・・・例えば1人分あたり大1(入れなくてもよい)
・・・鍋に入る量
昆布・・・5cm角を1枚
ダシダ(韓国の牛ダシ)・・・好みの量
醤油、コチュジャン、塩・・・好みのものを使い、味見で塩分を決める。
にんにく・・・例えば1人あたり1個
ソーセージやスパムミート・・・好きな量
野菜や豆腐・・・好きなものを好きな量
調理時間:20 分
作り方:

  1. 鍋に油と唐辛子粉を入れて弱火で加熱する。
  2. にんにくをすりおろす。
  3. 水、ダシダ、醤油、コチュジャン、塩、おろしにんにくを入れ、沸騰させ、味見をしながら、辛くて赤くて旨味のあるスープを作る。
  4. ソーセージやスパムミート、野菜や豆腐を入れ、煮る。
  5. Enjoy!
こつは:
・ソーセージやスパムミートなどの加工肉は、この料理の定義のようなものなので、必ず入れてください。
・野菜は、白菜やえのき、ねぎ、春菊、にんじん、大根などが合います。
・白菜キムチを加えても美味しいです。
・赤く辛く旨味あるスープを作るのが、美味しさの秘訣です。
・生の唐辛子があれば、刻んでだし汁を作る過程で加えると、いい辛さと風味が出ます。
・鍋のシメに、インスタントラーメンの乾麺を加えて煮ると、韓国本場風。

Tips about cuisine

・プデチゲを漢字で表現すると、部隊チゲや部隊鍋となる。
・ブデチゲとカタカナ表記してもよいが、単語の頭の濁音は軽い音になるため、プデチゲという音に近いこともある。
・プデチゲのハングル文字の綴りは、「부대찌개」。
・在韓米軍部隊の食事の残りのスパムミートやソーセージを集めて地元の韓国人が唐辛子を利かせてチゲ鍋にしたのが由来と言われている。
・ソウル近郊の議政府市(ウィジョンブ市)は軍都であり、ここがプデチゲの発祥の地として全国的に有名。
・議政府市(ウィジョンブ市)にはプデチゲ屋が並ぶ飲食街「ブデチゲ通り」がある。議政府駅と佳陵駅の間にある警察署交差路に出て旧楊州郡庁方向に進むと、左側に「名物議政府ブデチゲ通り」の立て看板が見える。



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