ソジョ、ソオジョソピ

ソジョ、ソオジョソピ、パラグアイ料理、ひき肉と野菜と米のスープ。

ソジョ、ソオジョソピ

南米のパラグアイは、南米の中でも先住民の文化が最も残る国と言えます。肉類を大量に消費する国では、このソジョ(又はソオジョソピ)というひき肉が入ったスープも美味しいです。さすがお肉の国。タンパク質がリッチです。そしてあまり野菜を入れないのがパラグアイ風。
材料(2~4人分):

牛ひき肉・・・100~150gくらい。
・・・500mL
・・・1/4Cくらい
ピーマン・・・1個
トマト・・・1個
小ネギ・・・好きな量
・・・大1
・・・味見で決める。
乾燥オレガノ・・・小1~大1
パセリなどの青み・・・みじん切りで大1
調理時間:60 分
作り方:

  1. ボウルに水とひき肉を入れて混ぜ、よく崩れたらお米を入れて、30分くらい置いておく。
  2. ピーマン、トマト、小ネギをみじん切りにし、フライパンに油を敷き、炒める。
  3. そのフライパン又は別の鍋に、全部の材料を混ぜて、出てきたアクも混ぜこみながら軽く煮る。
  4. 途中で味見をして、塩加減、水加減を整える。
  5. お米がやわらかく煮えたら出来上がり。
  6. Enjoy!
こつは:
パラグアイでは牛肉を使いますが、日本では安価に手に入りやすい牛豚の合いびき肉を使ってもよい。
・お肉が早期に硬くなるのを防ぐために、加熱するときはゆっくり温度を上げていきます。
・使用する水は、最初は必ず冷水です。
・あくが出ても取りません。煮ているうちにあくが具に混ざっていき、美味しくなります。
・肉が少なく旨味が薄くなってしまったら、ダシダやコンソメなどを追加してもよい。
・乾燥オレガノを入れると、南米南部の料理の香りが出るので、おすすめです。
・野菜は好きなもの(あるもの)を入れて構いません。玉ねぎを入れるレシピもあります。

Tips about cuisine

・ソジョ(Soyo)は、ソオジョソピ(so’ó josopy)の略。
パラグアイの先住民族グアラニーの言葉で、ソオ(so’ó)は肉、ジョソピ(josopy)は「砕いた」(josopyré)に由来する言葉。つまりソオジョソピはひき肉という意味である。
パラグアイでは貧しい人の食という位置づけもあったようだが、今は人気の国民食の1つ。



本記事、レシピ内容及び写真の著作権はすべて管理人:松本あづさ(プロフィールは≫こちら、連絡方法は≫こちら)にあります。読んでくれた方が実際に作って下されば嬉しいですし、料理の背景やTipsなど、世界の料理情報の共有を目的として、大事に作成しています。
出典URL付記リンクを貼れば小規模な範囲でOKなこと】
・ご自身のサイト、ブログ、FacebookやTwitterにおける情報の小規模な引用や紹介。
事前連絡出典明記をお願いします】
・個人、団体、企業等の活動や出版等で、当サイトおよび当管理人のもつ料理レシピや写真を活用・使用したい場合(料金は≫こちら)。
事後連絡でもよいのでお寄せ下さい(楽しみにしています)】
・学校や大学の宿題や課題で当サイトを活用してくれた児童・生徒・学生さん。
ご遠慮ください】
・大々的なコピペや読み込み、出版物への無断転載。
・商用非商用ならびに営利非営利を問わず、個人、団体、企業等の活動や出版等での無断使用。
※免責事項:上記の引用に基づいて万が一損失・損害がありましても、対応はユーザーご自身の責任において行っていただきますようお願いいたします。