フィオリディズッカフリッティ

  • イタリア料理

  • 現地表記

    :Fiori di zucca fritti(イタリア語)

  • 概要

    :かぼちゃの花にチーズを詰めて揚げる

フィオリディズッカフリッティ

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<div itemprop=去年優しいご近所さんが美味しいかぼちゃを下さいました。その種を菜園に埋めておいたら、1年経った今年はかぼちゃが多数発芽し、旺盛に茂っています。朝菜園に行くときれいなカボチャの花が咲いているので(昼にはしぼむ)、摘んで、しべをハサミで切って、チーズを詰めて天ぷらにします。これは伝統的なイタリア料理。ほのかにフローラルな香りで、サクッとした中から出てくるとろけるチーズが美味しい天ぷらです♪

材料

4個分):

かぼちゃの花
4個
てんぷら粉(※1)
大6~8(※1)
大5~6(※1)
チーズ(※2)
約50 g(※3)
揚げ油
深さ2 cm
  • ※1:てんぷら粉と水の使用量は製品の種類により変わります。とろみの強い衣を作り、花全体を覆える量を用意します。
  • ※2:チーズはピザ用チーズがすでに細切りにされているので充填しやすく便利です。
  • ※3:使うチーズの量は、花のサイズや詰め具合により変わるので、多めを用意しておくとよいです。

調理時間

作り方

  1. かぼちゃの花のしべ(おしべやめしべの部分)をキッチンばさみで切り取る。
  2. てんぷら粉のパッケージを参考にしながら、水を少なめから入れて様子を見ながら混ぜ、ややとろみの強い衣を作る。
  3. かぼちゃの花にチーズを入れ、花の先端に衣をつけてひねるようにして閉じ、花の周囲に衣をつける。
  4. 揚げ物をする鍋に深さ2 cmの油を入れ、160℃くらいに熱し、かぼちゃの花を入れて衣をサックリと揚げる。
  5. Enjoy!

材料と調理のこつ

  • かぼちゃの花は通常売られていないので、家庭菜園か農家などから入手します。ポイントは、1)雄花を収穫します(雌花も使えますが、かぼちゃが生るものなのでもったいないです)、2)風がない(あるいは弱い)日に採ります(風が強い日は砂が舞って花に入ってしまっています)、3)なるべく朝の早い時間に採ります(昼にはしぼむのと、時間が経つほど虫の出入り回数が多くなっているので不衛生です)、4)破れていないものを採る。
  • チーズは、現地ではリコッタチーズやモッツァレラチーズを使うレシピもあります。
  • なるべく揚げたての熱い状態でいただきます。チーズがとろけて美味しいです。
  • 料理名の直訳は「かぼちゃの花の揚げ物」なので、チーズを入れずに揚げるレシピもあります。

Tips about cuisine

  • 「フィオリディズッカフリッティ」のイタリア語(イタリアの公用語)の綴りは「Fiori di zucca fritti」。
  • 「Fiori」(フィオリ)は花、「di」(ディ)は英語のofに相当する単語で「~~の」の意味、「zucca」(ズッカ)はかぼちゃ、「fritti」(フリッティ)は衣をつけた揚げ物の意味。よって「Fiori di zucca fritti」(フィオリディズッカフリッティ)は「カボチャの花の天ぷら」の意味になる。
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