ライペレ
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国
:トンガ料理
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現地表記
:La’ipele(トンガ語)
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概要
:粘り気のある葉野菜と肉類の煮物
トンガには、ペレやライペレと呼ばれる独自の葉野菜があります。見た目はほうれんそうに近いかな? でも調理して食べるとモロヘイヤやツルムラサキのような粘り気を感じるので、ほうれんそうではない野菜です。鶏肉や羊肉などをこの粘り気野菜と一緒に炒めたり煮たりして、トンガではペレ/ライペレがよく食べられています。私が現地で好きになったのはライペレの代表的な調理法であるココナッツミルク煮です。トンガの国民的食肉類である鶏肉を使って、ココナッツミルクも市販の缶を使って、肝腎のライペレはモロヘイヤで代用してレシピ化しました。ねばねばファンの皆様にはきっと気に入ってもらえる美味しいレシピです。
材料
(2人分):
- モロヘイヤ
- 葉を摘んで丼1杯分
- 玉ねぎ
- 1/2個
- サラダ油
- 大1
- 鶏肉(※1)
- 300~400 g
- 水
- 200 mL
- ココナッツミルク(※2)
- 200 mL(※1)
- 塩
- 小1/2
- ※1:鶏肉は好きな部位を使ってよいです。鶏もも肉が美味しいですし、ここでは手羽先を使っています。
- ※2:ココナッツミルクは市販の缶詰めを使用しています。
調理時間
:
作り方
:
- モロヘイヤの葉を粗く刻み、玉ねぎをみじん切りにし、鶏肉を食べやすいサイズに切っておく(手羽を使う場合は切らなくてよい)。
- フタのできる鍋やフライパンにサラダ油を入れ、玉ねぎを炒める。
- 玉ねぎが透き通ったら鶏肉を入れて炒める。
- モロヘイヤの葉と水を入れ、フタをして、鍋底にくっつかないようにときどき底を掻くように混ぜながら、弱火でじっくり煮込む。
- 水分が減ってきたらココナッツミルクと塩を入れ、全体を混ぜて、少し煮る。
- 味見をし、塩加減やココナッツミルクの濃さを好みの加減に調える。
- Enjoy!
材料と調理のこつ
:
- モロヘイヤの茎も食べられます。硬い食感になるので気にならなければ加えてよいです。
- モロヘイヤの花や実は毒があるので食べられません。つぼみも見つけたら除去します。
- ここでは粘り気のある葉野菜の代用としてモロヘイヤを使用しました。ツルムラサキを使ってもよいです。
- ここでは鶏肉を使いましたが羊肉を使って作るレシピも定番です。
- ここではココナッツミルク煮込みを作りましたが現地ではココナッツミルクを減らした炒め物風のレシピもあります。
Tips about cuisine
- 「ライペレ」のトンガ語(トンガの公用語)の綴りは「La’ipele」。
- 「La’i」(ライ)は葉の意味、「Pele」(ペレ)は粘り気のある特定の野菜の名称である。よって「La’ipele」(ライペレ)は「ペレの葉」という意味になる。
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