ウトペネツ

誰が名付けたかその料理名(の日本語訳)は「水死体」だそうで。語源はともかくとして、お肉をよく食べるチェコの、美味しい保存食です。気軽に作れるので、話のタネにも、中欧の食文化体験にも、悪くないのではないかと思います。酢って健康に良いですよね。こうした酢漬けをちょこちょこ食べるのはなかなか体がしゃきっとし、元気になれる気がします。容器に入るだけ具を入れて、隙間を酢で埋めるだけのお手軽レシピなのも嬉しいです。
材料
(作りやすい量):
- ソーセージ
 - 容器の7割くらい
 - 玉ねぎ
 - 容器の1~2割
 - その他野菜(※1)
 - 容器の1~2割
 - 黒こしょう粒
 - 10粒(※2)
 - オールスパイス粒
 - 5粒(※2)
 - ベイリーフ
 - 2枚(※2)
 - 酢(※3)
 - 隙間の半量(※4)
 - 水
 - 隙間の半量(※4)
 
- ※1:玉ねぎ以外の野菜類としては、ピーマン、赤パプリカ、セロリ、にんじん、にんにくなどが合います。なければ入れなくてよいです。
 - ※2:黒こしょう粒、オールスパイス粒、ベイリーフは、なければ省いてよいです。
 - ※3:酢はワインビネガーがあればよいですが、日本の酢でよいです。
 - ※4:具を詰めたあとにできる隙間を酢と水で埋めるので、事前には使用量が分からず、多めに用意しておくとよいです。
 
調理時間
:(浸けこむ時間を除く)
作り方
:
- ソーセージは縦に浅い切れ込みを入れておく。
 - 玉ねぎは繊維を断つように5 mm幅の薄切りにする。
 - その他の野菜類を入れる場合はソーセージに似た太さや長さに切る。
 - 容器に具を入れ、酢と水を等量混ぜたものをひたひたに注いで出来上がり。
 - 食べるまで1日以上冷蔵庫に入れておきます。
 - Enjoy!
 
材料と調理のこつ
:
- ソーセージの皮にスリットを入れるのは、ソーセージが膨らんだときにきれいに膨らませるためです。
 - ソーセージのスリットににんにくの薄切りを挟み込むレシピもあります。
 - 1日経つと美味しく食べられます。その後は野菜から水が出て酢が薄まったと思ったら、酢を足します。
 - 漬けた酢は、野菜やソーセージの旨味が出ているので、是非料理に積極的に使っていただけます(お肉の酢煮など)。
 - 唐辛子を入れてもよいですがこの料理は伝統的には唐辛子を入れません。
 
Tips about cuisine
- 「ウトペネツ」のチェコ語(チェコの公用語)やスロバキア語(スロバキアの公用語)の綴りは「Utopenec」。
 - 「Utopenec」(ウトペネツ)は水死体の意味である。
 - 「Utopenec」(ウトペネツ)は単数形で、複数形は「Utopenci」(ウトペンチ)。
 
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