チョクロコンケソ

チョクロコンケソ

南米のアンデス山脈の地域を旅すると、低地の都市部とは違う食文化を感じます。それは単に田舎という意味ではない。インカ帝国は標高が富士山頂に匹敵する超高所に位置するインカの都だったことからも分かるように、南米のアンデス山脈には高度、美しい、伝統、歴史ある食文化が根付いているのです。チョクロは現地のトウモロコシで、日本で出回っているスウィートコーンとは異なり、甘さも黄色も弱い品種です。白トウモロコシと豆を一緒に炊いて仕上げにケソ(チーズ)をまとわりつかせた料理は、ほかほかの状態で提供され、アンデスの高地の寒い中これをホフホフと美味しく食べたのが思い出です。トウモロコシも豆もチーズもアンデス山脈のものとは違いますが、ときどきは作ってみようと思える伝統的スローフードです。

材料

4人分):

豆(※1)
1 C
トウモロコシ(※2)
1 C
小1/3
とけるチーズ(※3)
50~100 g(※3)
  • ※1:豆の種類は問いませんが、ヒヨコマメなど色がクリーム色っぽい豆を使うと現地の豆に似ると思います。写真は黒目豆を使っています。
  • ※2:現地のトウモロコシは滅多に手に入らないので、手に入るトウモロコシから粒をはがして使います。コーン缶の中身を使ってもよいです。
  • ※3:現地では白チーズが主流なので、色が白っぽいものを選ぶとよいです。チーズの量は好みで決めてよいです。

調理時間

(豆の浸水時間を除く)

作り方

  1. <前日>鍋に豆を入れ、たっぷりの水と重曹少々(分量外)を入れ、1晩吸水させる。
  2. 鍋をそのまま火にかけ(※水が汚れていたら新しいものに変えてよい)、強火で加熱し、沸騰したらフタをして弱火にし、吹きこぼれに注意しながら30分、あるいは豆がホクホクに煮えるまでゆでる。
  3. 豆がホクホクになったらトウモロコシの粒を入れ、トウモロコシがホクホクに煮えるまでゆでる。
  4. いったんザルにあげて湯を切ってから鍋に戻し入れ、熱いうちに塩を加えて全体を混ぜ、味見をして、ほんのり薄い塩加減あるいは好みの塩加減に調える。
  5. 熱いうちにとけるチーズを入れて全体を混ぜる。
  6. Enjoy!

材料と調理のこつ

  • 家庭菜園用のトウモロコシの種には粒が白い品種が市販されているので、自家栽培すると白トウモロコシが入手しやすいと思います。
  • 豆が生煮えだと失敗なので、豆が完全にホクホクするようにしっかりと煮ることが大事です。よって重曹水のまま煮てもよいです(重曹が苦いことはないので味に悪影響はありません)。
  • 生トウモロコシを使う場合、トウモロコシの粒を切らないように例えば7 cm程度の長さに切り、トウモロコシの粒を切らないように縦2つに切ると、親指で1列ずつはがすように簡単に粒を取ることができます。

Tips about cuisine

  • 「チョクロコンケソ」のスペイン語(南米の多くの国の公用語)の綴りは「Choclo con queso」。
  • 「Choclo」(チョクロ)は現地のトウモロコシ、「con」(コン)は英語のwithと同じで「~~と」、「Queso」(ケソ)はチーズの意味。よって「Choclo con queso」(チョクロコンケソ)は「トウモロコシとチーズ」の意味になる。
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