ケイジャンポテト

  • 米国料理

  • 現地表記

    :Cajun potatoes(英語)

  • 概要

    :フライドポテトにケイジャンスパイスミックスをかけて

ケイジャンポテト

米国南部名物のケイジャンシーズニングをふりかけると、シンプルな料理もたちまちスパイシーに美味しくなります。ケイジャンポテトには、ウェットタイプやドライタイプがあって、これは手軽に作れるドライタイプのレシピです。ウェットタイプは、例えばケイジャンシーズニング入りサワークリームソースをゆでじゃがにこってりかけるなど。このレシピは、紙袋にスパイスを入れた「しゃかしゃかポテト」で、作るのがなんとも楽しいです。

材料

2人分):

じゃがいも
中4個
揚げ油
適量(※1)
ケイジャンシーズニング
大1(※2)
小1/4
  • ※1:揚げ油の目安は、拍子木切りのじゃがいもをフライパンや揚げ物鍋に入れて揚げるとき、じゃがいもが油に浸かる量です。フライパンや揚げ物鍋のサイズによって変わります。
  • ※2:ケイジャンシーズニングはリンク先の香辛料を単品で組み合わせてもよいです。使用量も好みでよいです。

調理時間

:40 分

作り方

  1. じゃがいもの皮をむき、好みのサイズ(例えば1~1.5 cm幅の拍子木切り)に切り、水にさらす。
  2. すべてのじゃがいもを水洗いしたら、ザルにあげ、乾いた清潔なタオルの上にあけ、タオルで押さえて水気をよくふき取る。
  3. その間に紙袋にケイジャンシーズニングと塩を入れて、軽く振って混ぜておく。
  4. 揚げ物鍋またはフライパンに油を入れてやや低温(160℃くらい)に熱し、じゃがいもを入れ、ときどき返しながら5分くらい揚げる。
  5. だいたい火が通って、角が色づきはじめてきたら、170℃か180℃くらいに温度を上げ、カラっと色よく揚がったらキッチンペーパーの上に取り出す。
  6. 油がある程度吸われたら、フライドポテトを紙袋に入れて口を閉じて「しゃかしゃか」と振って、器に盛りつける。
  7. Enjoy!

材料と調理のこつ

  • じゃがいもの皮をむかないレシピもありますが、皮をむいたほうが均一に揚がるし、きれいに出来上がるように思います。
  • じゃがいもの切断面のデンプンを落としてから揚げるときれいに仕上がります。
  • 紙袋がない場合、新聞紙などでも作ることができます。

Tips about cuisine

  • 「ケイジャンポテト」の英語(米国の公用語)の綴りは「Cajun potatoes」。
  • 米国のクレオール料理(混血料理)の中でもフランス料理の影響が大きなものをケイジャンと呼ぶ。これはカナダのノバスコシアのアケイディアAcadia植民地に住んでいたフランス系移民がイギリス系移民に押されて南下し、同じくフランス系移民が多かった米国ルイジアナ州に住みついたことによる。アケイディアはもともとギリシャ・ペロポネソス半島中部の高原地帯アルカディアArcadiaのこと。
  • 「ポテト」はじゃがいもの意味。よって「Cajun potatoes」(ケイジャンポテト)は「米国南部クレオール風味のじゃがいも料理」のような意味になる。
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