カタカット

  • パキスタン料理

  • 現地表記

    :کٹاکٹ‎(ウルドゥ―語)

  • 概要

    :羊やヤギの内臓のカレー

カタカット

パキスタンはカレーが美味しい国です。特に肉類のカレーは、菜食主義者の多いインドに勝る要素があり、その点で流石お肉の美味しい食べ方を知っているムスリム(イスラム教徒)の食文化を実感します。羊などをさばくと新鮮で美味しい内臓が生じ、こうして美味しい内臓のカレーが食べられています。現地ではカターカトという発音が多いかな? でも日本ではどうもカタカット。一方でタカータク(タカタック)という料理名もあって、いずれにしてもそれらは、肺や心臓やレバーなどの内臓類を、包丁で叩きながら切っていくときの音に由来するのだそうです。この写真は、肺と肝臓で作っています。食べて一口めで「うんま!」とつい叫ぶほど、非常に美味しく、驚き、そしてムスリムの食文化を尊敬する味でした。

材料

2人分):

内臓類(※1)
300 g
砕き唐辛子(※2)
小1~大1/2
カスリメティ(※3)
大1
メース(※4)
小1/4
カイエンペパー
小1/4
コリアンダーパウダー
小1/2
ターメリック
小1/4
こしょう
小1/2
小2/3
チューブにんにく(※5)
小1
チューブ生姜(※5)
小1
玉ねぎ
1/2個
トマト
1/2個
青唐辛子
1本
生姜A
みじん切りで小1
パクチー
みじん切りで大2
サラダ油
大2
バター
大2
クミンシード
小1/2
フェンネルシード
小1/3
大3
レモン果汁
小1/2
シナモンパウダー
小1/3
クローブパウダー
小1/3
生姜B
トッピングの分
  • ※1:肺、心臓、腎臓、肝臓(レバー)など。
  • ※2:砕き唐辛子はキムチ用唐辛子や唐辛子フレークといて売られています。乾燥鷹の爪を自分で砕いてもよいです。
  • ※3:カスリメティはフェヌグリークの葉を乾燥させたものです。インド料理食材店で購入できますし、なければ省いてよいです。
  • ※4:メースはナツメグに似たスパイスです。なければナツメグパウダー少々で代用してもよいですし、なければ省いてよいです。
  • ※5:チューブにんにくとチューブ生姜は現地のジンジャーガーリックペーストとして加えています。なければ生にんにくや生の生姜をすりおろして加えるとよいです。

調理時間

作り方

  1. 鍋に湯(分量外)を沸かし始める。
  2. 内臓類を1~1.5cm角に切り、湯が沸いた鍋に入れ、1~2分ほどゆで、中まで火が通った感じになったら取り出してザルにあげる。
  3. ボウルに、砕き唐辛子、カスリメティ、メースパウダー、カイエンペパーパウダー、コリアンダーパウダー、ターメリックパウダー、こしょう、塩、チューブにんにく、チューブ生姜、水気を切った内臓類を入れ、全体を均一に混ぜて、置いておく。
  4. 玉ねぎをみじん切り、トマトを1 cm角切り、青唐辛子を小口切り、生姜A(みじん切りで小さじ1杯分になる量)とパクチー(みじん切りで大さじ2杯分になる量)をみじん切りにする。
  5. 鍋にサラダ油とバターを入れて中火にかけ、熱くなったらクミンシードとフェンネルシードを入れ、パチパチと跳ねてきたら玉ねぎを入れて炒め、玉ねぎが透き通ったらトマトを入れて油分と接触させながら炒め、マリネした内臓類、青唐辛子、生姜A(みじん切り小さじ1杯)、パクチーを入れて炒める。
  6. 水を入れて全体をしっとりとさせ、煮詰めてとろっとさせる。
  7. レモン果汁、シナモンパウダー、クローブパウダーを入れて全体を混ぜ、味見をして塩加減やスパイス加減を好みに調え、火を止める。
  8. カレーを皿によそい、トッピング用の生姜Bを短めの千切りにして上からかけて出来上がり。
  9. Enjoy!

材料と調理のこつ

  • 内臓類としては、肺、心臓、腎臓、肝臓(レバー)などを使います。この写真では肺と肝臓を同量ずつ使っています。
  • 現地では主に羊の内臓で作られる料理ですが、日本では手に入りにくいので、手に入らない場合はその他の動物の内臓で代用することになります。
  • スパイス類は一例ですが、内臓類の味と香りの強さとバランスを取るために、多くの種類を複合的に使って、複雑で強い香りを得るようにすると、具とスパイスがよく合います。
  • 割と辛さが引き立つレシピです。辛いものが苦手なら唐辛子類を様子を見て減らし気味に加えます。

Tips about cuisine

  • 「カタカット」のウルドゥ語(パキスタンの公用語)の綴りは「کٹاکٹ‎」。
  • 名前の由来は、内臓類を刻むときに包丁がまな板に当たる音という説がある。
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