ホリアティキ

  • ギリシャ料理、キプロス料理

  • 現地表記

    :Χωριάτικη(ギリシャ語)

  • 概要

    :夏野菜と白チーズのシンプルサラダ

ホリアティキ

ギリシャに行った人はきっとみんな食べる超人気サラダ。トマトやきゅうりやピーマンなど、日本で言う夏野菜が主役。そして味を引き立てる白チーズ。酢とオリーブオイルを添えて、各自が好みでかけていただきます。ここでは「ちょこっと野菜が残った時」にも作りやすいよう1人分のレシピを掲載しました。「こんなに簡単なのにこんなに美味しくていいの!?」って思ってしまうのは、酢とオリーブオイルというシンプルな調味のおかげ。塩を使わないので減塩ヘルシー度も完璧ですし乳製品の高カルシウムも魅力的。お皿に残った酢とオイルは野菜のエキスを含んで美味しいので、パンでぬぐっていただきます。

材料

1人分):

ピーマン
1個
きゅうり
小1本
トマト
中1個
玉ねぎ
少々
フェタチーズ(※1)
5×5×1 cm
酢(※2)
好みの量(※3)
オリーブオイル
好みの量(※3)
乾燥オレガノ(※4)
少々
  • ※1:フェタチーズが入手しにくい場合は、クリームチーズなどの白いチーズで代用します。
  • ※2:酢はホワイトワインビネガーがあるとよいですが、ない場合は日本の酢でよいです。
  • ※3:酢とオリーブオイルは食べる人が好みでかけるので多めに卓上に用意します。
  • ※4:乾燥オレガノがない場合乾燥マジョラムや乾燥タイムで代用できます。それもなければ省いてよいです。

調理時間

作り方

  1. ピーマンはヘタと種を取って3 mm幅の輪切りにする。
  2. きゅうりは皮をむいて6 mm幅の輪切りにする。
  3. トマトは一口サイズに切る。
  4. 玉ねぎは繊維を断ち切る方向に切り、食べやすい長さ(3 cm程度)の細切りにする。
  5. チーズは5 cm×5 cm×1 cmくらいのサイズに切る。
  6. 皿に野菜類をバランスよく乗せ、上にチーズを乗せ、食べるまで冷蔵庫に入れておく。
  7. 酢とオリーブオイルを卓上に出す。
  8. チーズの上に乾燥オレガノを少々かけて卓上に出す。
  9. 食べる人が好きな量の酢とオリーブオイルをかけていただきます。
  10. Enjoy!

材料と調理のこつ

  • フェタチーズは塩分が濃いので、その他のチーズで代用する場合はちょっときつめに塩味が感じられるよう事前に塩をふっておくとフェタチーズに近づきます。
  • 卓上には好みでかける用の塩を置いてもよいです。
  • 野菜の切り方に決まりはなく、一例を示しています。

Tips about cuisine

  • 「ホリアティキ」のギリシャ語(ギリシャ、キプロスの公用語)の綴りは「Χωριάτικη」。
  • 「Χωριάτικη」は「カントリー」すなわち田舎風や農夫をイメージする単語であるが、ギリシャサラダの名称として定着している。


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