ラクサ

ラクサ

ラクサはマレーシアやシンガポールを代表する麺料理です。地域によってさまざまな味や具のラクサがあり、今回紹介するのは、私が初めてラクサを食べたときの、ココナッツミルクとエビ風味が豊かな、濃厚なラクサです。エビのダシがポイントなので、エビ料理の際の余った殻の有効活用などで作るとよいと思います。

材料

2人分):

1個
チンゲンサイ
1わ
レモン(※1)
スライス2枚
エビの殻のゆで汁
800 mL
生姜
少々(※2)
レモングラス
根元を15 cm
トマトペースト
小1
鶏がらスープの素
小1/2
おろしにんにく
小2/3
ナンプラー
大2~3
砂糖(※3)
小1/2
小1/4
ココナッツミルクパウダー
大3
味の素
好みで少々
レモン果汁
小2
ブラチャン(※4)
小1/3
サラダ油
大3
カイエンペパー
小1/3
豆板醤
少々
うどん(※5)
2玉
  • ※1:現地では小型のみかんのような柑橘を添えるので、レモンはその代用です。カラマンシーがあればそれを使います。
  • ※2:生姜は、500円玉サイズに輪切りにしたものを2枚使用しています。
  • ※3:砂糖はあれば黒糖を使います。なければグラニュー糖や上白糖でよいです。
  • ※4:ブラチャンは現地の発酵エビペーストです。エビくささのある調味料があるとよいので、タイのカピなど他国のものでもよいです。ない場合は省きます。
  • ※5:うどんは細いものがよいです。米麺でもよいですし、なければラーメン用の中華麺でもよいです。

調理時間

:40 分

作り方

  1. ゆで卵を作り、室温で冷ます。
  2. チンゲンサイを色よくゆでて冷水にさらし、軽く絞っておく。
  3. レモンのスライスを2枚作っておく。
  4. エビの殻のゆで汁を作る。
  5. 生姜とレモングラスを千切りにする。
  6. カイエンペパーパウダー、豆板醤、サラダ油以外の材料をすべて鍋に入れて火にかけ、煮立ったら弱火にして10分ほど煮る。
  7. 味見をして、酸味やココナッツミルク加減を好みに調える。
  8. 別の小鍋に油、チリパウダー、豆板醤を入れて炒め、赤くて辛い油を作る。
  9. 赤くて辛い油をスープに、入れてひと混ぜし、味見をして辛さ加減を好みに調える。
  10. うどんの麺をゆでて、ゆで汁を切って器に入れ、スープを注ぎ、チンゲンサイとゆで卵を乗せ、レモンスライスを添えてできあがり。
  11. Enjoy!

材料と調理のこつ

  • エビの風味が大事なので、エビの殻が手元にたっぷりあるときに作ります。
  • 味見をするときは、ココナッツミルク風味や塩加減がぼけないようにします。

Tips about cuisine

  • 「ラクサ」のマレー語(マレーシア、シンガポール、ココスの公用語。クリスマスにも話者がいる)の綴りは「Laksa」。
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