ピカンテデポジョ
「ピカンテ」は日本語の「ピリ辛い」にどこか似ていませんか? これは南米のボリビアのスパイシーチキンです。現地で使うアヒコロラドという唐辛子を、日本で流通しているスパイス(カイエンペパーパウダーとパプリカパウダー)で代用して、鶏肉を煮込む美味しいソース(サルサ)としたレシピです。現地ではよくマカロニをゆでてこの料理を添え、鶏肉で美味しくなったサルサをマカロニに絡めていただきます。それがまた美味しいので、是非パスタのお供にいかがでしょうか。
材料
(2人分):
- 玉ねぎ
- 1/4個
- にんにく
- 1かけ
- サラダ油
- 大2
- 鶏手羽元(※1)
- 4本
- トマト缶(※2)
- 1/2缶
- 水
- 300 mL
- 塩
- 小1/3
- カイエンペパー(※3)
- 小1/3
- パプリカパウダー(※3)
- 小1/2
- クミンパウダー
- 小1/4
- ドライオレガノ
- 小1/3
- ※1:鶏肉は骨がついていると良い味になるので、ここでは手羽元を使っています。他の部位でもよいです。
- ※2:トマト缶はカット缶を使うと1/2缶を秤量しやすいです。また生トマトとトマトピューレの組み合わせでもよいです。
- ※3:カイエンペパーパウダーとパプリカパウダーは、現地のアヒコロラドという唐辛子の代用です。
調理時間
:
作り方
:
- 玉ねぎは繊維を切るように薄切りにし、にんにくをみじん切りにし、煮込み用に鍋に入れる。
- 鍋にサラダ油を入れて中火にかけ、玉ねぎをにんにくを炒め、香りが出たら鶏肉を入れて表面を焼く。
- その他の材料を全部入れ、フタをして弱火で30分煮て、鶏肉の骨まで火を通す。
- 鶏肉を取り出し、煮汁の中の固形分を潰しながら煮詰め、とろっとしたソースにする。
- 鶏肉を戻し入れて絡め、ソース部分の味見をし、塩加減や辛さ加減などを好みに調える。
- Enjoy!
材料と調理のこつ
:
- トマトに由来する酸味を強く感じる場合、砂糖を加えると酸味が和らぎます。
- この写真では仕上げにドライオレガノをふっています。
- ゆでじゃがやゆでとうもろこしを添えると南米のプレートの雰囲気が出ます。
Tips about cuisine
- 「ピカンテデポジョ」のスペイン語(ボリビアやペルーの公用語)の綴りは「Picante de pollo」。
- 「Picante」(ピカンテ)は辛い味、「de」(デ)は英語のofと同様、「pollo」(ポジョ)は鶏肉を意味する。
- ボリビアのコチャバンバで有名な料理である。
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