ラトゥアラカリ

  • スリランカ料理

  • 現地表記

    :රතුඅල කරි(シンハラ語)

  • 概要

    :ビーツのカレー

ラトゥアラカリ

ラトゥアラカリ

これカレーですよ!真っ赤なカレーです!!ビーツをカレーに使うのはスリランカのあちこちで見かけた知恵。現地のシンハラ人の女性に作り方を教わり、食べた時に元気が出るような美味しいカレーが作れました。ビーツ自体に甘さがあるのでスパイスを利かせてもこのカレーは加えた唐辛子の量ほどは辛くありません。ビーツのもつまろやかさで、仕上がりもとってもまろやかで、しかしながらスリランカ料理たるスパイシーさを失わず、ご飯のとの相性も良いのです。モルジブフィッシュのかわりとして鰹節を入れましたが、カツオのダシをとるのもスリランカの教え通り。カレーに鰹節は相性がいいんですよ。

材料

3~4人分):

にんにく
1かけ
1/3 C
生姜
にんにくと同量
ビーツ(※1)
250 g
紫玉ねぎ(※2)
中1個
トマト(※3)
1/2個
粗びき唐辛子
大1
カイエンペパー
小1/2
ガラムマサラ
大1.5
コリアンダー
大1.5
ターメリック
小1/3
小1
かつおぶし
3つまみ
ベイリーフ
2枚
サラダ油
大1強
  • ※1:ビーツ250 gは中サイズ2個くらいです。またビーツの食感がかなり違うことからビーツの缶詰ではなく生ビーツを使います。
  • ※2:紫玉ねぎがあればそれを使いますが、なければ普通の玉ねぎでよいです。
  • ※3:生トマトがあればそれを使いますが、なければトマト缶やトマトピューレで代用します。

調理時間

作り方

  1. にんにくを薄切りにし、小さなボウルに入れて水に浸しておく。
  2. 生姜は皮をむいて細く千切りにし、鍋に入れる。鍋はまだ火にかけない。
  3. ビーツはヘタとしっぽを切り取り、皮をむき、4 mmスライスにしてから4 mm幅に切り、鍋に入れる。
  4. 紫玉ねぎを極めて細かいみじん切りにし、鍋に入れる。
  5. トマトをざく切りにし、鍋に入れる。
  6. 粗びき唐辛子、カイエンペパーパウダー、ガラムマサラパウダー、コリアンダーパウダー、ターメリックパウダー、かつおぶし、にんにくの入った水をにんにくごと入れる。
  7. 塩のうち、小さじ2/3を鍋に入れ、フタをして強めの中火にかける。
  8. ビーツに火が通り、くたっとしたら全体を混ぜ、フタを少しずらして加熱を続ける。
  9. ベイリーフを2つ折りにして鍋に入れ、フタを外してずっと強めの中火のままで火にかけ、ときどき全体を返しながら水分を飛ばしていく。
  10. 水分がほぼなくなったら、サラダ油を鍋に入れて全体を混ぜ、残りの塩(小1/3)を入れて全体を混ぜ、味見をして塩加減やスパイス加減などを好みに調える。
  11. Enjoy!

材料と調理のこつ

  • スリランカのカレーの調理法として、材料を順次炒めるのではなく、全部の材料を鍋に入れてから火にかけます。
  • 元レシピには青唐辛子が入りますが、ビーツの赤い色に他の色を混ぜないほうが綺麗なので、省いています。
  • ガラムマサラ・コリアンダーパウダー・ターメリックの三者は、現地の生トゥナパハの代用として加えています。
  • ターメリックの黄色が強いとビーツの綺麗な赤が損なわれるかもしれないので、使用量を抑えています。
  • ベイリーフは現地のカレーリーフの代用として使用しています。カレーリーフがあればそれを使います。
  • 現地では味の素を少々仕上げに加えていました。好みならば少々加えてもよいです。

Tips about cuisine

  • 「ラトゥアラカリ」のシンハラ語(スリランカの公用語)の綴りは「රතුඅල කරි」。
  • 「රතුඅල」(ラトゥアラ)はビーツ、「කරි」(カリ)は香辛料を使って作るおかず、つまりカレーの意味。
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