トルタンタロン
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国
：フィリピン料理
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現地表記
：Tortang talong（タガログ語、フィリピン語）
-
概要
：なすの平らなオムレツ風料理
トルタンタロンはフィリピン人が大好きななすの卵焼きです。大人も子供もみんな大好き。ただのなすではなく、風味が香ばしくて甘みが増した焼きなすを使う点が美味しさ増強のポイントです。焼きなすと卵とケチャップの相性の良さに神がかったものを感じるほどです。シンプルになすと卵だけのレシピもありますが、フィリピン人はよく玉ねぎのみじん切りを入れるので、私も入れています。もっと高級なトルタンタロンにはひき肉が入るものもあります。
材料
（２人分）：
- なす
- 中長を２本
- 卵
- ２個
- 塩
- 少々
- サラダ油
- 大１
- 玉ねぎ
- 小１／４個
- ケチャップ
- 仕上げにかける量
調理時間
：40 分
作り方
：
- 大きななすを直火焼きにして、皮を黒く焦がしてパリパリにする。
- やや冷めてきたら手に持って、焦げた皮が手につくようにはがし、随時流水で手を洗いながら、なすの皮をすべてはぐ。
- ボウルに溶き卵を作り、塩少々を入れてよく撹拌しておく。
- 玉ねぎをみじん切りにする。
- 溶き卵に焼きなすを入れ、身をフォークで少しずつ押すように潰し、平らな扇形にする。
- フライパンにサラダ油を入れて熱し、焼きなすを入れ、フォークかヘラでなすを押して広く平らに伸ばす。
- 直ちに玉ねぎみじん切りをなすの上に散らし、ボウルに残った溶き卵を少しかぶせる。
- なすをひっくり返して玉ねぎの面を焼く。
- 溶き卵が残っていたら、なすにかけて、更にひっくり返して焼く。
- 両面焼けたら皿に盛り、ケチャップを好きな量かけてできあがり。
- Enjoy!
材料と調理のこつ
：
- 焼きなすの皮を早く上手にはぐ方法は、以下で解説しています。
- ここでは玉ねぎのみじん切りを加えました。ひき肉を加えるレシピもあります。
Tips about cuisine
- 「トルタンタロン」のフィリピン語（フィリピンの公用語）ないしタガログ語（フィリピンの主要言語）の綴りは「Tortang talong」。
- 「Tortang」（トルタン）は平たいケーキや卵焼きなどに使う「トルタ」の活用形で、「talong」（タロン）はなすの意味。よって「Tortang talong」（トルタンタロン）は「なすの平らなオムレツ風料理」という意味になる。
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