ヤンマクワ

  • タイ料理

  • 現地表記

    :ยำมะเขือ(タイ語)

  • 概要

    :甘酸っぱく香りの良い焼きなすの和え物

ヤンマクワ

焼きなすを美味しくする調味料は、桜えび、レモン果汁、ナンプラー、砂糖、生姜、唐辛子。酸っぱ辛くて旨味があり、えび風味がポイントの、東南アジアの典型的な味が美味しく作れます。「トムヤンクン」の「ヤン」は辛くて酸っぱくてさっぱりした味わいのものにつけるタイ語の料理名です。例えばバーベキューをしたあとのお楽しみでこういう料理を作るのはいかがでしょう。直火の良さを最大限に生かし、翌日のとっておきの楽しみが作れます。また薬味野菜も入っていて、健康増進にも良い料理だと思います。

材料

4~6人分):

紫玉ねぎ
1/2個
生姜
500円玉面積3枚分
唐辛子(※1)
1/2本
レモングラス(※2)
5cm(※2)
桜えび
大1.5
砂糖
小1
レモン果汁
大3
ナンプラー
大2
中長なす
8本
  • ※1:唐辛子は生の赤い唐辛子があるとよいです。ない場合は鷹の爪を使えばよいです。
  • ※2:レモングラスは茎の太い部分を使います。ない場合は省いてよいです。

調理時間

:30 分(なすに味をなじませる時間を除く)

作り方

  1. 玉ねぎは薄くスライスし、生姜は薄切りにしてから細い千切りにし、唐辛子とレモングラスは薄切りの輪切りにし、ボウルに入れる。
  2. ボウルに、桜えび、砂糖、レモン果汁、ナンプラーを入れ、全体を混ぜて、なじませておく。
  3. なすをオーブンや直火や魚焼きグリルなどで焼き、表面がパリっとした感じになったら、熱いうちに流水をあてながら皮をはぐ。
  4. 焼きなすの身を長さ5cmに切り、浅めの保存容器の底に並べ、ボウルの中身をなすの上にまんべんなくかける。
  5. できれば1日冷蔵庫に置いてなすに味をなじませ、軽く全体を混ぜて出来上がり。
  6. Enjoy!

材料と調理のこつ

  • 焼きなすを最も美味しく作れるのは直火です。
  • なすの皮がはぎにくい場合は、包丁で縦2つ割りにして、スプーンで皮の裏から身をかきとるようにするとよいです。
  • なすが大きい場合、相対的に調味料が足りなくなりますから、適宜レモン果汁やナンプラーを増やすことで、なすに味がゆきわたるようにします。
  • 1日置くと味が随分良くなります。

Tips about cuisine

  • 「ヤンマクワ」のタイ語(タイの公用語)の綴りは「ยำมะเขือ」。
  • 「ยำ」(ヤン)は酸っぱくて辛い、「マクワ」(มะเขือ)はなすの意味。よって「ยำมะเขือ」(ヤンマクワ)は酸っぱくて辛い(すなわちタイ風の)なすの和え物という意味になる。


本記事、レシピ内容及び写真の著作権はすべて管理人:松本あづさ(プロフィールは≫こちら、連絡方法は≫こちら)にあります。読んでくれた方が実際に作って下されば嬉しいですし、料理の背景やTipsなど、世界の料理情報の共有を目的として、大事に作成しています。
出典URL付記リンクを貼れば小規模な範囲でOKなこと】
・ご自身のサイト、ブログ、FacebookやTwitterにおける情報の小規模な引用や紹介。
事前連絡出典明記をお願いします】
・個人、団体、企業等の活動や出版等で、当サイトおよび当管理人のもつ料理レシピや写真を活用・使用したい場合(料金は≫こちら)。
事後連絡でもよいのでお寄せ下さい(楽しみにしています)】
・学校や大学の宿題や課題で当サイトを活用してくれた児童・生徒・学生さん。
ご遠慮ください】
・大々的なコピペや読み込み、出版物への無断転載。
・商用非商用ならびに営利非営利を問わず、個人、団体、企業等の活動や出版等での無断使用。
※免責事項:上記の引用に基づいて万が一損失・損害がありましても、対応はユーザーご自身の責任において行っていただきますようお願いいたします。