マチュブース

マチュブース

中東やアラブの多くの地域に、香辛料を使ったスパイシー風味の美味しい米料理が根付いています。地域が違うと名称も異なるけれど、ガルフの湾岸諸国(アラビア湾に面する国々、クウェートやバーレーンなど)ではマクブースやマチュブースと呼ばれ、各国で人気の国民食となっています。このレシピではチキンを使ったマチュブース(チキンマチュブース、アラビア語でマチュブースアルダジャジ)を作りました。タジン鍋を使ったら、弱火でのじっくり調理に向いているようで、とても美味しく作れました。

材料

2人分):

米(※1)
1.5合
鶏肉(※2)
300g
玉ねぎ
中1個
にんにく
1かけ
にんじん
中1/2本
ピーマン
1個
サラダ油
大2
トマト(※3)
1個
マギーブイヨン
1cm立方1つ
小2
こしょう
小1/2
パプリカパウダー
小1/2
ターメリックパウダー
小1/2
カルダモン
3粒
ベイリーフ
1枚
シナモン
500円玉面積程度
クローブ
2粒
クミンパウダー
小1/2
コリアンダーパウダー
小1.5
乾燥レモン(※4)
あれば少々
300mL
  • ※1:米は日本の米でよいです。
  • ※2:鶏肉はもも肉でも胸肉でもよいです。
  • ※3:生のトマトの場合は完熟トマトを使います。ない場合はトマトピューレなどで代用してよいです。
  • ※4:ドライレモンはルーミと言い、日本でも作ることができます。ない場合は塩漬けレモンや生レモンを少々で代用するか、あるいは省いてもよいです。

調理時間

:1 時間

作り方

  1. 米を研ぎ、吸水させ、米が白くなったらザルにあげておく。
  2. 米を炊く鍋(フタがしっかりし、気密性が高く、厚手の鍋がよい)に、大きめに切った鶏肉を皮目から入れ、フタをして弱火にして、じっくり両面を焼く。
  3. その間に玉ねぎとにんにくをみじん切りにし、にんじんを短い千切りにし、ピーマンを1cm角に切り、トマトを粗く刻んでおく。
  4. 鶏肉の表面に良い焼き色がついたら取り出し、サラダ油を追加して、玉ねぎ、にんにく、にんじん、ピーマン、トマトを入れ、トマトを潰しながら炒める。
  5. マギーブイヨン、塩、スパイス類、乾燥レモンを入れ、全体が均一になるように炒める。
  6. その間にお湯を沸かす。
  7. 炒めている鍋に鶏肉を戻し入れ、お湯を入れ、フタをしてしばらく弱火で煮て、味見をして塩加減などを好みに調える。
  8. 鶏肉を取り出して米を入れ、全体をよく混ぜる。米全体が水に浸らないときはひたひたになる程度に水かお湯を足す。鶏肉を米の上に置いて強火にして沸騰したら、フタをしてごく弱火にして15分炊く。
  9. 火を止めて10分以上置いておく。
  10. Enjoy!

材料と調理のこつ

  • 炊き上がりはべったりしている感じになりますが、炊き上がってから10分以上置くと余計な水分が米に吸われ、美味しくなります。よって、調理した翌日も美味しい料理です。その場合は冷えてしまっているので、電子レンジなどで再加熱していただくと美味しいです。
  • 使用する香辛料に決まりはなく、家庭や調理者によって幅がある料理なので、あるものを使えばよいです。
  • 香辛料をあまり持っていない場合は、カレー粉を使って、米を入れる前の状態をちょうどよい塩加減と風味のカレースープにするとよいです。

Tips about cuisine

  • 「マチュブース」のアラビア語(バーレーン、カタール、クウェート、アラブ首長国連邦、オマーンの公用語)の綴りは「مجبوس」。
  • 「مجبوس」の音価は「s wまたはu b j m」で、これを右から読む。
  • 「マチュブース」を英語アルファベット綴りで表記すると、「machboos」や「majbous」などになる。
  • マクブースの英語アルファベット綴りは「makboos」他。

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