プリー

  • インド料理

  • 現地表記

    :पूड़ी(ヒンディー語)

  • 概要

    :風船のように膨らんだ揚げパン

プリー

プリー

この風船のように膨らんだパンは、インドの朝食の定番の1つ、それから軽食の定番の1つです。揚げているときや揚げたてのときは風船のように膨らんでいて、冷めてきてしぼむと、揚がった両面はサクサクとしてふわふわとして、サブジ(じゃがいもや豆のカレー)と一緒に食べると、至極美味なのです。やはり全粒粉を使うと、インドの風味が出て良いもので、このレシピは全粒粉で作りました。

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材料

約8個分):

全粒粉(※1)
200g(※2)
150mL(※2)
小1/3
サラダ油
適量(※3)
  • ※1:全粒粉はパン用の小麦粉の売り場で取り扱っています。現地ではアタと呼ばれます。日本の市販品は現地のアタと色の加減が若干違う気もするのですが、ここでは日本で手に入るものを使っています。
  • ※2:粉と水の量は、そのとき粉に含む水分含量などにより変動します。
  • ※3:サラダ油は、揚げる鍋に深さ3cm以上入れる量のほか、生地や手につける量が必要になります。

調理時間

:1 時間 30 分

作り方

  1. ボウルに全粒粉、水、塩を入れ、手でよくこねる(粉っぽければ水を、水っぽかったら粉を適宜足す)。
  2. なめらかに均一にこね終えたら、生地の表面に油を塗って、1時間ほど置いておく。
  3. 揚げ物をする鍋に深さ3cm以上の油を入れておく。石やステンレスの台に薄く油を塗っておく。
  4. 手のひらに油を塗って生地を40g(ピンポン玉くらい)くらいちぎり、両手でまん丸にし、手のひらで円盤状につぶし、石かステンレスの上に乗せ、麺棒で厚さ2mm弱(おそらく直径10~12cmくらいになる)の円形に延ばす。
  5. 揚げ油を180℃に加熱し、生地を落とし、フチの色が変わった時点でひっくり返す。
  6. 円盤の面に幾つか空洞が出てきたらもう一度ひっくり返す。
  7. うまくいけばこのとき完全に全体が風船状に膨らむので、両面をキツネ色に揚げたらバットの上に取り出す。
  8. この作業を繰り返して、すべての生地を揚げる。
  9. Enjoy!

材料と調理のこつ

  • このレシピでは8個分としましたが、現地でもさまざまなサイズにて作られているため、1つのサイズにより作れる個数が変わります。
  • ホームベーカリーを使って自動で生地をこねると作業が極めて楽になります。
  • 延ばしたとき厚さが3mm以上あると風船にならないので、2mm弱の厚さを目指します。厚さのイメージとしては、餃子の皮が2枚重なったような厚みに延ばすとよいです。
  • 揚げる温度は、生地の切れ端を落としたときに瞬時に火が通ってプクーと膨らむ温度を目安にします。

Tips about cuisine

  • 「プリー」のヒンディー語(インドの連邦公用語)の綴りは「पूड़ी」。
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