サブジ

  • インド料理

  • 現地表記

    :सब्जी(ヒンディー語)

  • 概要

    :じゃがいもが入ったカレースープ

サブジ

サブジ

インドの長期旅行で、ずっとインドの料理を調査しつづけて、「最たるインドカレーはこれだ」と思えるものに出会いました。それはたった1度出会ったものではなく、いろんなお店で作られていた、普遍的な安飯屋の汁カレーです。プリー(膨らむ揚げパン)やチャパティ(薄焼きパン)やアルパロタ(マッシュポテト挟み薄パン)を頼むとサービスでつけてくれるような汁カレーの位置づけで、あまりに多くの場所で見かけるので、この汁カレーは重要な存在であると気づいたのです。私はこれを食べるたびに作った人に作り方を聞き続けました。現地でも人により作り方が違う点はありますが、作り方をまとめ、更に帰国して日本の材料で作り、かなりスタンダードかつ美味しいレシピになったのではないかと思います。これはまさにインドを旅する者の記憶をよみがえらせる味。安飯屋テイストではありますが、一度是非作ってみてください。そしてインドを旅したことがある人に、あのインド独自の世界観を思い出していただけたら、私はとても嬉しいです。おすすめはプリーやチャパティーと一緒にいただくことです。

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材料

6~8人分):

エンドウ豆(※1)
1/2 C
玉ねぎ
1/2個(※2)
青唐辛子(※3)
1本
じゃがいも
2個
サラダ油
大2
チューブにんにく
小1強
チューブ生姜
小1強
クミンパウダー
小1
コリアンダーパウダー
大2.5
ターメリック
小1
こしょう
小1/3
900 mL
小1弱
ガラムマサラ
小1/2
乾燥鷹の爪
1本
シナモンスティック
3 cm
カルダモンホール
3粒(※4)
  • ※1:エンドウマメは黄色いものを使います。現地では「マタル」と呼ばれるものです。
  • ※2:玉ねぎが多いほうが旨味が出るので、増やしてもよいです。
  • ※3:青唐辛子がなければ唐辛子の粉(カイエンペパーパウダーなど)を使います。
  • ※4:カルダモンは中の小さな種ではなくさやとして3粒です。

調理時間

:1 時間(豆を水に浸ける時間を除く)

作り方

  1. 黄色いエンドウマメを水洗いして1晩水に浸けておく。
  2. 玉ねぎをみじん切りにし、青唐辛子を小口切りにし、じゃがいもの皮をむいて1 cm角切りにし、エンドウマメをザルにあげておく。
  3. カレーを作る鍋にサラダ油を入れ、玉ねぎ、青唐辛子、チューブのにんにく、チューブの生姜を入れて中火にかけ、玉ねぎの色が変わりはじめるまで炒める。
  4. クミンパウダー、コリアンダーパウダー、ターメリックパウダー、こしょうを入れて、全体を混ぜる。
  5. エンドウマメ、じゃがいもを加えて全体を混ぜる。このときスパイスがなめらかに絡まなければ水を少々加えてよい。
  6. 水、塩、ガラムマサラ、乾燥鷹の爪をまるごと、シナモンスティック、さやの一か所に切れ目を入れたカルダモンを入れ、強火にかける。
  7. 沸騰したら火を弱め、エンドウマメとじゃがいもが柔らかくなるよう、ときどきかき混ぜながら30分くらい煮る。途中で味見をして好みにより鷹の爪やシナモンを取り出してもよい。
  8. 味見をして塩加減やスパイス加減を好みに調える。
  9. Enjoy!

材料と調理のこつ

  • 今回はこのレシピで6~8人分としましたが、現地ではこのサブジはおかわり無料のことが多いものなので、1人が食べる量によって何人分とれるかが変わります。
  • 具がじゃがいもだけのバージョンも多数あります。よってエンドウマメがなければ省いてもよいです。
  • 黄色いエンドウマメがない場合の代用は、上記のようにじゃがいもを増やせばよいです。その他似た出来上がりになるものとして、オレンジ色のレンズマメもよいです。
  • 現地ではジンジャーガーリックペーストを使うことが多いので、このレシピでも、新鮮なにんにくと生姜を使わず、チューブのものを使っています。
  • 青唐辛子がなく唐辛子粉を使う場合は、クミンパウダーなどと同じタイミングで、小さじ1/5ほど加えます。辛いほうが好みなら最後の味見のときに追加して辛さを強くすればよいです。
  • エンドウマメやじゃがいもがよく煮えて溶けてくると自然によいとろみがつきます。よって、作りたてよりも、作ってしばらく置いたもののほうが美味しく感じられます。
  • 現地では、鷹の爪、シナモン、カルダモンを入れずに作るお店もたくさんあります。しかし入れて作ったお店のほうがよい風味が出ていたので、このレシピでも加えています。
  • 鷹の爪やシナモンを入れっぱなしにすると辛味や香りがきつくなるので、最初作るときは10分くらい煮て取り出すとよいです。
  • あればヒン(ヒング)を耳かき1杯程度加えると、よい風味がつきます。
  • 作りたてではじゃがいもや豆が煮溶けていないかもしれません。現地でも作り置きの代表的料理なので、作ってからしばらくして食べると、とろみ加減もよく、美味しいです。

Tips about cuisine

  • 「サブジ」のヒンディー語(インドの連邦公用語)の綴りは「सब्जी」。
  • 「सब्जी」(サブジ)は野菜の総称名である。
本記事、レシピ内容及び写真の著作権はすべて管理人:松本あづさ(プロフィールは≫こちら、連絡方法は≫こちら)にあります。読んでくれた方が実際に作って下されば嬉しいですし、料理の背景やTipsなど、世界の料理情報の共有を目的として、大事に作成しています。
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