イビシンボニビライ
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国
:ルワンダ料理
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現地表記
:Ibishyimbo n’ibirayi(ルワンダ語)
-
概要
:豆とじゃがいもの炊き合わせ
パームオイルの風味、スワヒリ味! この料理名はルワンダ語で直訳して豆とじゃがいもという意味です。肉じゃがのみならぬ「豆じゃが」といった感じです。現地のローカルフードは、贅沢な調味料がふんだんにあるわけじゃないから、そこで登場するのがアフリカに出回っているマギーコンソメと熱帯ならではのパームオイルです。パームオイルは独特の臭さと独特の味があって、きっと好き嫌いが分かれるところだと思いますが、パームオイルがプンプン香るこの料理を食べた時、「スワヒリの味がする!!」と強く現地のバントゥウーアフリカ圏の旅の思い出を呼び起こす味が再現できました。
材料
(2人分):
- 豆(※1)
- 1/3C(※1)
- じゃがいも(※2)
- 2個
- 玉ねぎ
- 1/8個
- パームオイル(※3)
- 大1
- 塩
- 小1/3
- マギーコンソメ
- 顆粒でひとつまみ
- ※1:この写真では黒目豆を使っています。キドニービーンズでもよいです。豆は、乾燥状態で計量したものです。
- ※2:じゃがいもは、男爵やきたあかりなどのほっくり崩れる品種がよいです。
- ※3:パームオイルがない場合はピーナッツオイルで代用し、それがない場合は白ごま油やサラダ油を使います。
調理時間
:40 分(豆を戻す時間を除く)
作り方
:
- 前日に、黒目豆を3倍量の水に浸けて吸水させておく。
- フタができる小鍋に豆を入れ、ひたひたにかぶるくらいに豆の戻し汁を入れ、強火にかけていったん沸騰したらフタをして弱火にし、15分あるいは豆の芯がなくなるほど柔らかくなるまでゆでる。
- その間にじゃがいもを洗って皮をむき、3cm角に切っておく。
- 豆が炊けたらじゃがいもを豆の上に乗せ、かぶる量の水(分量外)を足し入れ、強火にかけていったん沸騰したらフタをして弱火にし、10分あるいはじゃがいもが柔らかくなるまでゆでる。
- その間に玉ねぎをみじん切りにし、パームオイルと玉ねぎをフライパンに入れて、玉ねぎの香りが出るまで炒めておく。
- 豆とじゃがいもの煮汁を切り、豆とじゃがいもをフライパンに入れ、塩とコンソメを加えて全体を軽く潰しながら炒める。
- オイルが吸われ、いもに粉がふくように表面がドライになってきたら、味見をして塩加減や油分などを好みに調える。
- Enjoy!
材料と調理のこつ
:
- 要は「豆じゃが」なので、豆とじゃがいもの両方にほっくりと火が通るような出来上がりにします。
- じゃがいもは、男爵やきたあかりなどのほっくり崩れる品種がよいです。
- 赤いパームオイルを使うと現地の風味に近くなるし、色も明るくなって美味しそうに見えると思います。
Tips about cuisine
- 「イビシンボニビライ」のルワンダ語(ルワンダの公用語)の綴りは「Ibishyimbo n’ibirayi」。
- 「Ibishyimbo」(イビシンボ)は豆、「n’ibirayi」(ニビライ)は「na ibirayi」(ナイビライ)の縮約形で、「na」は英語のwith、「ibirayi」(イビライ)はじゃがいもの意味。よって「Ibishyimbo n’ibirayi」(イビシンボニビライ)は「豆とじゃがいもの料理」のような意味になる。日本語の肉じゃがという言葉に対応させるなら「豆じゃが」でもよいかもしれない。
- さつまいもで作る場合、「ibirayi」(イビライ、じゃがいも)は「ibijumba」(イビジュンバ、さつまいも)になるため、料理名は「イビシンボニビジュンバ」になる。
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