ギネスステュー

  • アイルランド料理

  • 現地表記

    :Guinness stew(英語)

  • 概要

    :黒ビールで作るシチュー

ギネスステュー

アイルランドの首都ダブリンは、世界的に有名な黒ビールである「ギネスビール」の生産で有名です。その黒ビールを使って肉や野菜を煮込んだ料理はアイルランドの国民食になっています。驚くことに、このシチューの出来上がりはほとんど苦くないんです。日本のカレーや豚汁のごとく、レシピのないような料理で、一度作ってみて味わいを覚えると、次からは随分と気ままに作れるようになるのではないでしょうか。気軽に気楽に、ちょっと大人な味のシチューを是非作ってみませんか。

材料

2人分):

牛肉(※1)
200g
薄力粉
大3
にんにく
1かけ
玉ねぎ
1個
セロリ
20cm
じゃがいも
大1個
にんじん
1/2本
かぶ
1~2個
サラダ油
大1
黒ビール(※2)
350mL
小1/2
こしょう
少々
ビーフコンソメ顆粒
小1/2
ウスターソース(※3)
小1
ハーブ(※4)
あれば少々
  • ※1:牛肉は塊肉あるいはカレー用として売っているものを使います。
  • ※2:ビールはギネスビールを使うとよいですが、他の黒ビールでもよいです。
  • ※3:ウスターソースがない場合はとんかつソースでもよいです。
  • ※4:ハーブ類は、タイム、オレガノ、ベイリーフ、マジョラムなどがあるとよいです。

調理時間

:1 時間 10 分

作り方

  1. 肉を一口サイズに切ってボウルに入れ、薄力粉を入れ、肉の表面全体に薄力粉を薄くまぶす。
  2. にんにくはみじん切りにし、玉ねぎは皮をむいて一口サイズに切り、セロリはスジを取って一口サイズに切り、じゃがいもとにんじんは皮をむいて一口サイズに切り、かぶは皮が硬そうならむいて一口サイズに切る。
  3. 鍋にサラダ油を入れて熱し、肉とにんにくを入れ、軽く肉の表面を焼く。
  4. 残りの野菜と黒ビールを入れ、フタをして10分ほど煮る。
  5. 塩、こしょう、ビーフコンソメ、ウスターソース、ハーブを入れ、フタをして30分煮る。
  6. 味見をして、塩加減や旨味加減などを好みに調える。全体的に濃く感じる場合は水を適宜加える。
  7. 肉にまぶすのに使って残った小麦粉を少々の水(分量外)で溶いて、鍋の中をかき混ぜながら加え、均一に混ぜて、弱火で10分煮る。
  8. Enjoy!

材料と調理のこつ

  • 現地ではターニップというカブを加えるのですが、日本では、日本のカブを使うとよいです。
  • 苦みを感じるときは、砂糖やはちみつを加えると苦みが減ります。
  • 現地ではマッシュポテトを添えていただくことも多く、おすすめです。

Tips about cuisine

  • ギネスステューの英語(アイルランドの公用語)の綴りは「Guinness stew」。
  • 「Guinness」(ギネス)はアイルランドのビール会社、またはその会社が製造販売するビールを指し、「Stew」(ステュー)は煮込みの意味である。よって「Guinness stew」(ギネスステュー)は「ギネスビールを使った煮込み」の意味になる。


本記事、レシピ内容及び写真の著作権はすべて管理人:松本あづさ(プロフィールは≫こちら、連絡方法は≫こちら)にあります。読んでくれた方が実際に作って下されば嬉しいですし、料理の背景やTipsなど、世界の料理情報の共有を目的として、大事に作成しています。
出典URL付記リンクを貼れば小規模な範囲でOKなこと】
・ご自身のサイト、ブログ、FacebookやTwitterにおける情報の小規模な引用や紹介。
事前連絡出典明記をお願いします】
・個人、団体、企業等の活動や出版等で、当サイトおよび当管理人のもつ料理レシピや写真を活用・使用したい場合(料金は≫こちら)。
事後連絡でもよいのでお寄せ下さい(楽しみにしています)】
・学校や大学の宿題や課題で当サイトを活用してくれた児童・生徒・学生さん。
ご遠慮ください】
・大々的なコピペや読み込み、出版物への無断転載。
・商用非商用ならびに営利非営利を問わず、個人、団体、企業等の活動や出版等での無断使用。
※免責事項:上記の引用に基づいて万が一損失・損害がありましても、対応はユーザーご自身の責任において行っていただきますようお願いいたします。