スパゲッティアルネロディセッピア

  • イタリア料理

  • 現地表記

    :Spaghetti al nero di seppia(イタリア語)

  • 概要

    :イカ墨スパゲティー

スパゲッティアルネロディセッピア

イカをさばいて、墨が入った袋が綺麗に取れたら嬉しいですね♪ 旨味も濃くて、イカ墨で作るスパゲティーは、なんというか「海の味」がする、絶品パスタです。材料はシンプルですから、作るのはとても簡単です。

材料

2人分):

イカ(※1)
2はい(※1)
イタリアンパセリ
数本
にんにく
3かけ
鷹の爪
1/2本
オリーブオイル
大2
トマト缶ダイス(※2)
大3
白ワイン(※3)
大3
小1/2
スパゲティー
200 g
  • ※1:イカの種類によって墨の取れ具合が変わるので、1はいで十分な墨が取れるなら1はいでよいです。
  • ※2:トマト缶はダイス(中でトマトが角切りになっているもの)を使用します。
  • ※3:白ワインがなければ赤ワインでも美味しく作れます。

調理時間

作り方

  1. <イカ墨ソース作り>イカの足を引っ張って胴体から離し、はらわたや目玉など食べない部分を除去し、墨袋を破らないように取って小皿に取り分け、ゲソや胴体を食べやすいサイズに切る。
  2. イタリアンパセリの葉をトッピング用に取り分けておき、残った茎を細かくみじん切りにする。
  3. にんにくの薄皮を取ってまな板に乗せ、包丁の面を乗せ、包丁の上から体重をかけてにんにくを潰し、粗みじん切りにする。
  4. 鷹の爪を輪切りにする。種は不要。
  5. フライパンにオリーブオイルを入れて中火にかけ、イタリアンパセリの茎、にんにく、鷹の爪を入れて炒め、香りを引き出す。
  6. イカを入れて炒め、火が通ったら、仕上げの飾り用に綺麗な部分を取り分ける。
  7. トマト缶ダイス、白ワイン、塩、イカの墨袋をフライパンに入れ、キッチンばさみで墨袋を何ヶ所か切り、強火で煮たててアルコールを飛ばしながら、トマトを潰しながら炒め、イカ墨ソースを作る。
  8. イカ墨ソースの水分が足りない場合は水やオリーブオイルを適宜足し、味見をし、塩加減や旨味加減を好みに調える。
  9. <パスタをゆでる>大きな鍋に水4 Lと塩大さじ1(いずれも分量外)を入れて沸かし、スパゲティーを表示の時間ゆでる。
  10. スパゲティーがゆであがったらイカ墨ソースのフライパンに入れて絡め、皿に盛り、飾りのイカとイタリアンパセリの葉をあしらって出来上がり。
  11. Enjoy!

材料と調理のこつ

  • イカの種類や大きさによって取れる墨の量が変わります。1はいで十分な量の墨が取れるならイカは1はいでよいです。この写真では剣先イカを2はい使い、墨袋を2つ取り、具にはイカを1はいだけ使っています。
  • このレシピでは生のトマトではなくトマト缶を使用しています。生のトマトは旬の露地栽培などでなければ味が薄くて酸味が気になるため、トマト缶を使うほうが安定して作れます。
  • イカ墨ソースの味見をして旨味が足りないと感じる場合は、好みで味の素などを少々加えるとよいです。

Tips about cuisine

  • 「スパゲッティアルネロディセッピア」のイタリア語(イタリアの公用語)の綴りは「Spaghetti al nero di seppia」。
  • 「Spaghetti」(スパゲッティ)はスパゲティ、「al」(アル)は方向性を示す言葉で「~仕立ての」のような意味、「nero」(ネロ)は黒、「di」(ディ)は英語のof(~の)、「seppia」(セッピア)はイカ。「nero di seppia」(ネロディセッピア)がイカ墨を表すので、「Spaghetti al nero di seppia」(スパゲッティアルネロディセッピア)は「イカ墨スパゲティー」の意味になる。
本記事、レシピ内容及び写真の著作権はすべて管理人:松本あづさ(プロフィールは≫こちら、連絡方法は≫こちら)にあります。読んでくれた方が実際に作って下されば嬉しいですし、料理の背景やTipsなど、世界の料理情報の共有を目的として、大事に作成しています。
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