ガルディヤ
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国
:モルディブ料理
-
現地表記
:ގަރުދިޔަ(ディベヒ語)
-
概要
:魚肉入りすまし汁
インドの近くに、海に浮かぶ美しい環礁群の島国があります。モルディブは本来は食べるものが魚とココナッツに極度に依存する食文化を有していました。今は観光大国としてインターナショナルな料理を観光客に提供する国ですが、庶民は、今も、家庭ごとの味わいで、このガルディヤを食べています。これはモルディブの最たる伝統料理。家庭ごとの味がある、分量なんてない、そんな料理なのです。魚をダシにしてすまし汁という文化をもつことは日本との共通点です。だからガルディヤはきっと多くの日本人に美味しいと、あるいはいつもの味だと言っていただける料理であることでしょう。
材料
(2人分):
- マグロの赤身(※1)
- 200g
- 水
- 500mL
- 塩
- 小1/3
- 唐辛子(※2)
- 1本
- ※1:マグロの肉は塊で用意します。現地ではカツオも使われているので、カツオの肉でもよいです。
- ※2:あれば生唐辛子を使うとよいです(赤も緑も可)。なければ乾燥鷹の爪をまるごと1本使います。
調理時間
:50 分
作り方
:
- (切り身でなく一匹魚をおろして使う場合は、肉に血がついていたら下洗いする。)
- (頭や内臓を使う場合は、沸騰した湯に入れて下ゆでする。)
- 【本調理スタート】4cm角くらいに角切りにしたマグロの肉と水を鍋に入れ、中火~弱火で煮汁が透き通るまで(30分くらい)煮る。あまりに煮汁が減ってきたら水を足す。
- 塩を控えめに入れ、味見をして塩加減を調える。
- 唐辛子を入れて中火でさらに煮る。
- Enjoy!
材料と調理のこつ
:
- 薄味でよければもっと水を入れてたっぷり作ってもよいです。
- 現地では頭や内臓を入れるレシピもあります。
- 唐辛子を切って使うと辛くなりすぎるので、切らずに使います。また煮込み時間が長くなるほど辛味が出やすくなるので、辛くなりすぎないように途中で取り出してもよいです。
- 強火でぐらぐら煮ると汁がにごるので、中火~弱火で煮るとよいです。
- 玉ねぎスライス、カレーリーフなどを、唐辛子と同じタイミングで加えてもよいです。この写真ではカレーリーフを加えています。
- アクは取ってもよいですがずっと煮ていると煮汁に戻る(そしてそれが旨味になる)ので、取っても取らなくても、軽く取る感じでもよいです。
Tips about cuisine
- 「ガルディヤ」のディベヒ語(モルディブの公用語)の綴りは「ގަރުދިޔަ」。
- 「ガルディヤ」を英語で綴ると「Garudhiya」になる。
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