ドウガ

  • アゼルバイジャン料理

  • 現地表記

    :Dovğa(アゼルバイジャン語)

  • 概要

    :ハーブとお米のヨーグルトスープ

ドウガ

美と健康を考える人にとびっきり朗報のレシピを見つけました。これはハーブとお米のヨーグルトスープです。野菜やハーブを多種類刻んでいると、キッチンに立ちながらもアゼルバイジャンの香りがするようです。料理のベースは発酵乳飲料ですから、さわやかで健康的なプロバイオティクスメニューと言えるでしょう。そしてそれはたくさんのハーブと緑豊かな野菜でいっぱいです。季節が変われば採れるハーブが変わり、料理にも旬を感じる変化を作ることができます。アゼルバイジャンでは「ウェディングスープ」として伝統があります。驚くほど美味しいのに、減塩食としても優秀なのは、乳製品のちからですね。4、5人分作っても使う塩は小さじ半分程度ですから、美と健康の意識のある皆さんに大変おすすめです。

材料

4~5人分):

大3~6
100 mL
ほうれんそう(※1)
ひとつかみ(※2)
パクチーの葉(※1)
ひとつかみ(※2)
ディル(※1)
ひとつかみ(※2)
あさつき(※1)
ひとつかみ(※2)
ミント(※1)
少々(※2)
バジル(※1)
少々(※2)
無糖ヨーグルト
500 mL
1個
薄力粉
大1
700 mL
小1/2
  • ※1:緑の葉の種類は季節に合わせたものでよいです。チーズやヨーグルトと相性の良さそうなものなら、この料理にも相性が良いです。
  • ※2:緑の葉の量は、合計で60~90 gくらいあればよいです。

調理時間

:40 分

作り方

  1. 調理する鍋に米と水を入れて浸しておく。
  2. 緑の葉をみじん切りにする。
  3. 葉っぱ類と塩以外の材料を鍋に入れて、泡だて器などを使って均一に撹拌する。鍋がテフロン加工などで泡だて器を使いにくい場合は、事前に大きなボウルで撹拌すればよい。
  4. 中火にかけ、米やデンプンがこびりつかないように木べらなどで鍋底をこすり、米粒どうしがくっつかないように全体をやさしく混ぜながら、米に火が通り、生煮えでなくなるまで加熱する(10~15分)。
  5. 米に火が通ったら弱火にし、刻んだ葉っぱ類を加え、ときどき木べらで鍋底をこすり全体を混ぜながら、15分加熱する。
  6. 味見をして、塩加減や酸味加減やとろみ加減を好みに調える。
  7. Enjoy!

材料と調理のこつ

  • 季節のグリーンやハーブを使います。ほうれんそう、スイバ、コリアンダーの葉(パクチー)、ディル、小ネギやあさつき、ミント、バジルなどが定番の材料です。
  • 塩が利いてしまうと美味しさが損なわれるため、塩加減は控えめにします。
  • 分離を防ぐために卵は必須です。
  • 米のひっつきとスープの分離と鍋底の焦げ付きを防ぐために、煮ている間は撹拌を続けます。
  • 温かいままでも冷めてから食べても美味しいです。ただし一度冷めたものを再度温め直すことはあまりしません。
  • アゼルバイジャンはカスピ海に面する国なので、カスピ海ヨーグルトを使うとコーカサス料理として楽しめるかと思います。

Tips about cuisine

  • 「ドウガ」のアゼルバイジャン語(アゼルバイジャンの公用語)の綴りは「Dovğa」。
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