サルサリサーノ

  • コスタリカ料理

  • 現地表記

    :Salsa Lizano(スペイン語)

  • 概要

    :手作りの野菜入りウスターソース

サルサリサーノ

「サルサ」は英語の「ソース」と同じ意味で、「サルサリサーノ」は、中米コスタリカで国民的人気のソースです。ウスターソースのような手軽さが人気で、コスタリカ料理の様々な味付けに使われています。日本では滅多なことでは手に入らないためサルサリサーノをウスターソースで代用するレシピが散見されます。しかしながら、ウスターソースをベースにして酸味やスパイス加減を調えた手作りの「サルサリサーノもどき」は、クミンの風味やセロリの風味が鮮烈で、手作りの良さを格別に感じる美味しいソースです。

材料

約100mL分):

唐辛子(※1)
1/3本
セロリの茎
数cm(※2)
イタリアンパセリ
少々(※3)
ウスターソース
大2
ケチャップ
大1
レモン果汁(※4)
大1
大1
大2
クミンシード
ひとつまみ
鶏がらスープの素
ひとつまみ
味の素
ひとふり
こしょう
ひとふり
粉辛子
小1/3
ターメリックパウダー
小1/3
砂糖
小1
  • ※1:乾燥鷹の爪でよいです。
  • ※2:セロリの茎は、やや太い部分5cmとか、細い部分10cmなど。
  • ※3:イタリアンパセリの茎と葉をあわせて刻んで大1くらいの量を想定できるくらいの量です。小枝1本くらいでよいです。
  • ※4:新鮮レモン果汁のほか、ポッカレモンのような果汁製品を使用してもよいです。

調理時間

:10 分

作り方

  1. 唐辛子は種を取り、セロリとイタリアンパセリはバーミックスなどハンドブレンダーがまわる程度に刻む。
  2. 小さい容器に材料をすべて入れ、ハンドブレンダーを回し、均一な液体にする。
  3. 味見をして、酸味などを調える。
  4. Enjoy!

材料と調理のこつ

  • ハンドブレンダーを使うことを前提とした分量です。ミキサーなどを使う場合、もっと多くないとうまく作れないかもしれません。その場合はすべての材料を等倍にします。ただし多く作るほど余りやすくなり、保存中に傷みやすくなるので、水の量をあまり増やさないようにするとよいです。
  • 元のウスターソースの味が出来上がりの味に大きく影響しますので、元のウスターソースが美味しいものを選ぶとよいです。
  • ウスターソースが強い味にならないように、セロリやレモン果汁などで元のウスターソースの味が緩和された味を目指します。
  • クミンパウダーやターメリックパウダーなどのスパイスをカレー粉で代用することもできます。ただしその場合はカレー風味が強くなります。
  • にんじんや玉ねぎを加えるレシピもあります(ウスターソースに入っていると思います)。

Tips about cuisine

  • 「サルサリサーノ」のスペイン語(コスタリカの公用語)の綴りは「Salsa lizano」。
  • 「Salsa」は英語のソースと同義語で、タレやソースを意味する。「リサーノ」(Lizano)は大量生産するための工場の所有者の名前である。
  • 大量生産される前は手作りであり、改良を重ねられてきました。


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