クリスプウィッチ

  • アイルランド料理、英国料理

  • 現地表記

    :Crispwich(英語)

  • 概要

    :ポテトチップスのサンドイッチ

クリスプウィッチ

アイルランドや英国はじゃがいもをよく食べる国で、よく食べられる軽食にポテトチップスを挟むサンドイッチがあります。日本ではなかなか見る機会がないからジャンクフードなイメージが持たれるかもしれませんが、食文化としては、主要作物と主食をあわせて食べるのは当然のこと。文化は文化として尊重するのが、世界の料理に取り組む原則姿勢です。というわけで、このポテトチップスのサンドイッチも、じゃがいも栽培に適した冷涼な気候で愛される料理として、是非試してみませんか。ポテトチップスをどのくらいぎゅうぎゅうに詰めるかもその人次第だから、作り方が本当に適当でごめんなさい。だけど、現地でもこうやって作っているんです。なおポテトチップスは、オニオン味やチェダーチーズ味など、ポテトチップス自体になかなかに濃い旨味がついているものがよく使われます。だから、味は保証する!! 人生で手作りしたサンドイッチの中でも上位に来るジャンクな美味しさ(笑)!!

材料

1~2人分):

バター(※1)
大1強
食パン
8枚切りを2枚
ポテトチップス(※2)
20g(※2)
きゅうりのピクルス(※3)
スライス4、5枚
  • ※1:良いバターを使うと味わいが良いので、なるべくマーガリン等は避けます。ただしバターがない場合はマーガリンで代用してもよいです。
  • ※2:味が洋風で濃いものを選ぶとよいです。使用量は作る人の加減で随分と変わるのと、作っている間に端からこぼれる分があるので、多めに用意するとよいです。
  • ※3:きゅうりのピクルスは、あれば美味しいので入れています。省いてもよいです。

調理時間

:10 分

作り方

  1. バターを室温に戻して(気温が低い場合は電子レンジ(何Wでもよい)に5秒ずつくらいかけて)パンに塗りやすい硬さにする。ただし決して融けきったバターにしてはならない。
  2. 食パン2枚の片面ずつにバターを塗り、うち1枚を、バターの面を上にしてバットあるいは紙などの上に置く。
  3. ポテトチップスを、袋の上から力を加えて粗く砕く。
  4. ポテトチップスを食パンの上に置く。
  5. きゅうりのピクルスの薄切りを乗せ、もう一枚の食パンを、バターの面が具の側に接するように重ねる。
  6. 上から重いもの(まな板にきれいな紙を覆ったものなど)を乗せ、均一に力を加え、パンと具を圧着させる。
  7. 半分に切って、断面が見えるようにして出来上がり。
  8. Enjoy!

材料と調理のこつ

  • この写真では、自宅で焼いた食パンを切ってポテトチップスを挟んでいるので、市販の食パン使用のものとは出来上がりの写真イメージが異なる可能性があります。
  • ポテトチップスは、サラダビネガー味など、酸味が加わっているものを使うと美味しいです。そのほかには、コンソメパンチ味やチェダーチーズ味など、洋風のものが合います。
  • ポテトチップスを砕かずにパンに乗せて、圧着の際に砕く方法もあります。ただしその場合は端のポテトチップスが少なくなる傾向にあります。
  • ケチャップやHPソース(酸味のあるウスターソース風)を加えるレシピもあります。

Tips about cuisine

  • 「クリスプウィッチ」の英語(アイルランド、英国の公用語)の綴りは「Crispwich」。
  • 「Crisp」(クリスプ)はポテトチップスの意味、「wich」(ウィッチ)はサンドイッチの語尾。よって「Crispwich」は「ポテトチップスのサンドイッチ」の略称になる。
本記事、レシピ内容及び写真の著作権はすべて管理人:松本あづさ(プロフィールは≫こちら、連絡方法は≫こちら)にあります。読んでくれた方が実際に作って下されば嬉しいですし、料理の背景やTipsなど、世界の料理情報の共有を目的として、大事に作成しています。
出典URL付記リンクを貼れば小規模な範囲でOKなこと】
・ご自身のサイト、ブログ、FacebookやXなどのSNSにおける情報の小規模な引用や紹介。
事前連絡出典明記をお願いします】
・個人、団体、企業等の活動・サイト記事作成・出版等で料理レシピや写真を使用する場合は有料です(料金は≫こちら)。※無断使用が発覚した場合は料金3倍にて請求書を発行しますのでお支払い頂きます。
事後連絡下さい(楽しみにしています)】
・学校や大学の宿題や課題で当サイトを活用してくれた児童・生徒・学生さん。※教職員の使用は上に該当するため有料です。
禁止事項
・大々的なコピペや読み込み、出版物への無断転載。
・商用非商用または営利非営利を問わず、個人、団体、企業等の活動や出版等での無断使用。
※免責事項:上記の引用に基づいて万が一損失・損害がありましても、対応はユーザーご自身の責任において行っていただきますようお願いいたします。