ビネグレット
ロシア、ウクライナ、ベラルーシといった東欧の地域で「ビネグレット」と呼ばれるサラダは私の大好物。作り置きおかずが並ぶ食堂に行くと大抵置いてあって、見かけるとよく食べています。ビーツの赤さと甘さがこの料理の鍵で、あとは塩加減や酢加減が好みに決まれば作り方や分量の自由度が高いので、とても作りやすい料理だと思います。玉ねぎとビーツの美味しさを吸ったピンクの酢がじゃがいもにまとわりつくのが美味しい。
材料
（4人分）：
- ビーツ
- 中2個～小3個
- じゃがいも
- 中2個
- にんじん
- 1/2本
- 玉ねぎ
- 1個
- 酢
- 大4
- 塩
- 小1/4
- サラダ油
- 小2
調理時間
：30 分
作り方
：
- ビーツは茎の付け根を2cm残して茎を外す。
- ビーツ、じゃがいも、にんじんを丁寧に洗って表面の砂を落とし、鍋に入れ、かぶる量の水を入れて強火にかけ、沸騰したら弱火にする。
- その間に玉ねぎを8 mm角切りにしてボウルに入れ、酢と塩とサラダ油を加えて浸しておく。
- 沸騰後15分が経過したらにんじんを取り出し、皮をむいて8 mm角切りにしてボウルに入れて混ぜる。
- 次にビーツを取り出してヘタと根（しっぽ）を切り落とし、皮をむいて8 mm角切りにしてボウルに入れて混ぜる。
- 最後にじゃがいもを取り出して芽を取って皮をむき、8 mm角切りにしてボウルに入れて混ぜる。
- 味見をして、酢加減や塩加減を好みに調える。
- Enjoy!
材料と調理のこつ
：
- きゅうりのピクルスを加えるレシピもあります。そのときはピクルスの漬け汁を酢に加えることもできます。
- 生ビーツがない場合はビーツの缶詰を使うこともできますが、赤い色が出にくいので、漬け汁を少し加えるとよいです。
- ゆでたグリーンピースや緑豆を加えるレシピもあります。
Tips about cuisine
- 「ビネグレット」のロシア語（ロシアの公用語）の綴りは「Винегрет」。
- 「ビネグレット」はフランス語の「Vinaigrette」（ビネグレット、酢とオイルのドレッシングあるいはそのドレッシングで作るサラダ）に由来する。
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