エルプラーマグロネン

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エルプラーマグロネン

アルプス山脈の山小屋をイメージしてみましょうか。緑豊かで空気が澄み渡る夏の光景あり、白い雪に囲まれて暖炉の火がパチパチと火の粉を放つ冬の光景あり。そういう美しい高地山岳地帯では、かつてイタリア人労働者がマカロニパスタを持ち込み、保存性の高さと美味しさが好まれ、地元のじゃがいもやチーズと組み合わさることでこの料理が創作されました。現在家庭料理としてはオーブン焼きが正統派で、それならば日本の家庭でも作れますね。なお一説ではこれが北米大陸に伝わって「マッケンチーズ」になったそうですよ。

材料

(4人分):

玉ねぎ
1個
薄力粉
小1/2
サラダ油
適量(※1)
じゃがいも(※2)
200 g
マカロニ(※3)
200 g
チーズ(※4)
150 g(※4)
生クリーム
200 mL
塩
小1/4
こしょう
小1/8
  • ※1:サラダ油は、玉ねぎをフライドオニオンにするなら揚げ物の鍋に深さ2 cm、炒め玉ねぎにするなら炒め物の量を使います。
  • ※2:じゃがいもは、粉質(男爵など)を使うと煮崩れやすいので粘質(メークインなど)を使うとよいです。
  • ※3:マカロニは、じゃがいもの角切りに合わせて短いタイプを選ぶとよいです。
  • ※4:チーズは、現地ではグリュイエールチーズをグレイターですりおろして使いますが、日本では値段が高いしチーズ用のグレイターがない家庭が多いので、ピザ用チーズで代用できます。また分量には幅があるのでチーズが好きなら多めを用意しておきます。

調理時間

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作り方

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  1. 玉ねぎを薄切りにし、2 cm長さくらいに短めに切り、半量をボウルに入れ、半量はまな板の上に残しておく。
  2. 玉ねぎが入ったボウルに薄力粉を入れてまんべんなく絡める。
  3. 揚げ物の鍋にサラダ油を入れ、薄力粉をまぶした玉ねぎを入れてフライドオニオンを作るか、フライパンにサラダ油を入れて薄力粉をまぶした玉ねぎを広げてフライドオニオン風のオニオンソテーを作り、キッチンペーパーの上にあけて油分を切っておく。
  4. 空いたボウルに玉ねぎの残り半量を入れる。
  5. 鍋にじゃがいもとマカロニをゆでるための水と塩(ともに分量外、例えば2 Lと小さじ2杯)を入れ、強火にかける。
  6. 湯が沸くまでの間にじゃがいもの皮をむいて1.5 cmくらいの角切りにする。
  7. 沸騰したらじゃがいもとマカロニを入れて塩ゆでにし、火が通ったらザルですくい上げて熱いうちに玉ねぎのボウルに入れて混ぜる。
  8. オーブンを200℃で余熱開始。
  9. (ブロック状のグリュイエールチーズを使う場合はここでグレイターを使ってすりおろす。)
  10. チーズの半量を加えて混ぜ、オーブン耐熱容器に入れる。
  11. 空いたボウルに生クリーム、チーズの残り半量、塩、こしょうを入れて混ぜ、オーブン耐熱容器に上からかける。
  12. フライドオニオン(あるいはフライドオニオン風のオニオンソテー)を上に散らし、200℃のオーブンで焼く。
  13. ときどき音を観察し、生クリームがぐつぐつしていたら、あとは表面に良い焼き色がつくまで焼く。※目安として焼き時間20分。
  14. Enjoy!

材料と調理のこつ

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  • 調理時間1時間10分の内訳は、フライドオニオン作りに20分、じゃがいもとマカロニがゆで終わるまでに20分、オーブン調理に20分、その他10分としました。個別の作業を同時進行できれば調理時間は短くなります。
  • 玉ねぎの薄切りは、頑張ってごく薄い薄切りにします。フライドオニオンは薄切りであるほど上手に作れます。
  • 冒頭に書いたように1つ鍋で簡単に作る場合は、じゃがいもとマカロニをゆでてザルに上げ、残りの材料を入れ、水分が減るように煮ます。でも、オーブンで焼いたほうが美味しいと思います。
  • オーブン耐熱容器のサイズによっては生クリームだけでは液体が足りないことがあるかもしれません。そのときは牛乳を足すことができます。
  • トッピングにカリカリベーコンビッツを乗せるレシピもあります。
  • アップルピューレを添えて食べることが多いです。アップルピューレを自作するときは、リンゴを小さな角切りにして最小限の水で煮て、フォークなどで潰して作ります。アップルピューレには無糖バージョンと砂糖入りバージョンがあるので選べます。アップルピューレのかわりにリンゴジャムを用意すると簡単です。
  • 山小屋食、キャンプ料理、お手軽家庭料理バージョンとして、1つ鍋で作る方法もあります。

Tips about cuisine

  • 「エルプラーマグロネン」のドイツ語(スイス、ドイツ、オーストリア、リヒテンシュタインの公用語)の綴りは「Älplermagronen」。
  • 「Älpler」(エルプラー)は直訳してアルプス山脈の人という意味で、アルプスの牧童(羊飼いなど)を意味する。「Magronen」(マグロネン)マカロニのスイスドイツ語。よって「Älplermagronen」(エルプラーマグロネン)は「アルプスの牧童のマカロニ料理」の意味である。
  • 「アルペンマカロニ」や「アルプスマカロニ」とも呼ばれる。
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