ポビーツマヨ
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国
:クック料理
-
現地表記
:Pobeetsmayo(英語)
-
概要
:ビーツとじゃがいものマヨネーズサラダ
ニュージーランドの自由連合国家であるクック諸島は、近年日本からも独立を承認された、ポリネシア人が主要民族となる国です。ニュージーランド人が夏の暑い海を楽しみに来る、沖縄のような存在でもあります。クック諸島の伝統料理をいただく機会に、このビーツとじゃがいものピンクサラダを教わりました。クック諸島の新聞には料理名「マヨネイズ」と書かれ、宿のおばさんは「ポビーツマヨ」(ポテト、ビーツ、マヨの短縮形と思われる)と呼びます。マヨマヨしたポテトサラダが好きな人なら、舌触りが良くて滋味あふれる甘味をもつビーツが入った「アップグレード」感に、きっと満足していただけることと思います。
材料
(6人分):
- ビーツ(※1)
- 1缶(※1)
- じゃがいも(※2)
- 450g(※2)
- マヨネーズ
- 大4~5(※3)
- 塩
- 小1/3
- ※1:日本で市販されているビーツ缶として、内容量425gかつビーツ量236gのものを使用しています。生ビーツの場合は中1個程度を使います。
- ※2:男爵やきたあかりなど、ほくほくに崩れやすい品種が向いています。ビーツの2倍の量を使用しますがもう少し増えても大丈夫です。
- ※3:マヨネーズの使用量はじゃがいもの崩れ方や水分量によって変わります。
調理時間
:45 分
作り方
:
- じゃがいもを水からゆで、沸騰したら弱火にしてフタをして(吹きこぼれが心配なら少しずらす)、30分を目安にゆでる。
- その間にビーツ缶の中身を取り出してボウルに入れ、泡だて器やフォークなどを押し付けて刻んでおく。
- じゃがいもに菜箸を刺して、中まで火が通っていることを確認したら、熱いうちに皮をむき、ボウルに入れてマッシュする。
- マヨネーズと塩を入れ、ピンク色のポテトサラダを作る。
- Enjoy!
材料と調理のこつ
:
- 生ビーツをゆでて作ることもできます。その場合は、茎2 cmを残して葉を落とし、皮をむかずに水からゆで、沸騰したら弱火で10分煮て、フタをして30分置いておき、手で皮をむき、刻みます。
- マッシュを細かくしすぎず、じゃがいもやビーツの粗さが残るようにすると、マーブルな色合いがきれいです。
- あればベストフーズマヨネーズを使うとクック諸島の味になります。
- ミックスベジタブルを混ぜるレシピもあります。
- ゆで卵を刻んで散らすレシピもあります。
Tips about cuisine
- 「ポビーツマヨ」の英語(クックの公用語)の綴りは不明だが、現地の宿の調理も担当する女性の話では、「ポテト(potatoes)・ビーツ(beets)・マヨネーズ(mayonnaise)の縮約」とのことで、「Pobeetsmayo」が充てられると思われる。
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