リネモクドニ
-
国
:北マリアナ料理
-
現地表記
:Linemok Donne’(チャモロ語)
-
概要
:唐辛子ペースト
いろんな国に、それぞれの唐辛子ペーストがあって、楽しいですよね。北マリアナでは、リネモクドニと呼ばれ、地元産のものはお土産としても喜ばれています。一度作ると、冷蔵庫で1年でも2年でも長持ちするのは、酢と塩のおかげでしょう。生の赤唐辛子がたっぷり手に入る旬の時期に、一度作って見てください。
材料
(300mL容器2つ分):
- 生の赤唐辛子(※1)
- 400g
- にんにく
- 50g
- 塩
- 大1
- 酢(※2)
- 100mL(※3)
- ※1:日本で「鷹の爪」になる品種の唐辛子でも構いません。
- ※2:伝統的には南の島ではココナッツの果汁が発酵してできるココナッツビネガーを使いますが、日本の米酢で構いません。
- ※3:最後に唐辛子ペーストを覆うまで加えるので、量は加減します。
調理時間
:30 分
作り方
:
- ハサミを使う手が右利きの場合、唐辛子のヘタの反対側を左手でもち(切り口に手を触れないようにするため)、右のヘタをハサミで切り落とし、2回ハサミを入れて身を3つに切断しながら、縦長の容器またはミキサーに入れていく。
- にんにくの皮をむいて、塩とともに容器またはミキサーに入れる。
- 酢を半量(50mLくらい)入れる。
- 容器を使う場合はハンドブレンダーで、ミキサーならそのまま、中身を粗く粉砕する。
- 酢を少しずつ追加し、ハンドブレンダーにかける。これを繰り返して内容物全体が均一に細かくなり、内容物が酢で覆われるようにする。
- 室温で1日置き、ビンに小分けにして入れ、冷蔵庫で保存する。
- Enjoy!
材料と調理のこつ
:
- 唐辛子のフレッシュな香気は目やのどに刺激が強いので、換気扇をまわした上で作業をします。
- 唐辛子の切断面を素手で触ると刺激が強すぎるので、切断面に触れないように、はさみを使って唐辛子を切断しています。
- 種を取ってもよいですが、種を取らなくてもよいです。
- ハンドブレンダーやミキサーにかけるときは、種は粉砕されずに残っていてもよいです。
- 作ってから数日置くと生唐辛子の生くささが飛んで味が安定し、軽く発酵して美味しさが増します。
- 容器を滅菌するなど保存条件を良くすれば、冷蔵庫で1年経っても傷まず、長期保存も可能です。
Tips about cuisine
- 「リネモクドニ」のチャモロ語(北マリアナの公用語)の綴りは「Linemok Donne’」。
- 「Linemok」(リネモク)は「挽く」(英語のgrind)の意味、「Donne’」(ドニ)は唐辛子の意味。よって「Linemok Donne’」(リネモクドニ)は「挽いた唐辛子」つまり「唐辛子ペースト」の意味になる。
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