グロッギ

  • フィンランド料理、エストニア料理

  • 現地表記

    :Glögi(フィンランド語、エストニア語)

  • 概要

    :柑橘や香辛料や砂糖仕立てのホットワイン

グロッギ

寒い冬を迎えるヨーロッパでは、柑橘や香辛料や砂糖で仕立てた温かいワインが人気です。特にクリスマスの飲み物として、キリスト教徒を中心に愛飲されています。足のあるワイングラスより、かじかんだ手のひらが温まるよう、足のないグラスやマグカップで作ると、より現地風です。カップのフチにグラニュー糖がキラキラ輝くレシピが好きで、こうすると華やかな秋冬のおもてなしにもぴったりです。

材料

2人分):

オレンジ
輪切りを2枚
グラニュー糖(※1)
大2
大1
赤ワイン
400mL
八角
1/2個
シナモン
3cm
クローブホール
4粒
  • ※1:グラニュー糖は、グラスのフチに飾りでつけ、残りをワインに溶かして甘味をつけます。

調理時間

:15 分

作り方

  1. オレンジのスライスの一部を飾り用に取り分けておく(残りは煮出しに使う)。
  2. 小皿にグラニュー糖を入れ、カップのフチにオレンジの果肉をこすりつけ、カップを逆さにして小皿に立て、ぐるりと回してフチにグラニュー糖を付着させる。
  3. 小鍋に水と残ったグラニュー糖を入れて弱火にかけ、グラニュー糖を溶かす。
  4. グラニュー糖が溶けたら、赤ワイン、八角、シナモン、クローブホール、オレンジのスライスを入れる。
  5. 鍋の中の赤ワインが熱くなったらオレンジを取り出す(これは使わない)。香辛料の強い香りが苦手なら香辛料も取り出す。
  6. 味見をして甘さを好みに調える。
  7. カップのフチのグラニュー糖が落ちないように気を付けながらホットワインを注ぐ。
  8. オレンジを飾り、マドラーを立てる。
  9. Enjoy!

材料と調理のこつ

  • 加熱温度は好みでよいです。熱いものを作る場合は沸騰させないように注意します。
  • 白ワインで作るレシピもありますが、多くは赤ワインで作ります。
  • 冷えた手を温める飲み物でもあるので、足のないカップやマグカップを使うとよいです。
  • アーモンドやレーズンを加えるレシピもあります。

Tips about cuisine

  • 「グロッギ」のフィンランド語(フィンランドの公用語)及びエストニア語(エストニアの公用語)の綴りは「Glögi」。
  • クリスマスの飲み物として一般的である。
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