【北アフリカ】9
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モロッコ
西サハラ
セウタ
メリリャ
スーダン

アラブが色濃い国々です。アフリカ大陸のうち地中海に面した国を基本とし、モロッコ内に領土をもつセウタとメリリャ、そしてモロッコが実効支配している西サハラを含めました。

<国分類基準>
モーリタニアは意見が分かれるところですが、このサイトでは、モーリタニアを西アフリカに分類しました。モーリタニアはアラブ系住民が政権をとり、アラブ色が濃い国ではありますが、黒人が多いこと、地中海から離れること、モロッコから南下する際の「サハラ越え」の難所より南にあり、文化的にもサハラ南部の要素を多数もつことから、北アフリカには分類せず、西アフリカに分類しました。

旧スーダンは、2011年に分裂して新スーダン(北スーダン)と南スーダンに分かれました。文化も宗教も違い、地理的障壁も大きく、然るべくして分離しました。南スーダンの首都であるジュバは、主要な陸路交通がウガンダの首都カンパラとケニア北西部の都市と結ばれており、文化的にもスワヒリの要素が多大にあります。南スーダンを東アフリカに分類するのは自然なことと思います。

一方で新スーダン(北スーダン)はアラブの要素が強いので、従来どおり北アフリカに分類しています。

セウタとメリリャはスペイン領北アフリカとして同じ国コード(ISO3166-1における「ea」)を持つ自治都市でしたが、今は正式には「ea」は有効ではなく、ISO3166-2において、セウタが「es-ce」、メリリャが「es-ml」と区別されています。出入国管理も政府公式サイトも国旗も独立しているので、このサイトではセウタとメリリャを別の国としています。

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