真夏の菜園を40日間放置してしまいました。

夏野菜

2016年は、7月20日ごろより8月末日まで海外に出たため、菜園を40日間放置してしまいました。菜園好きの方にはお叱りを受けることと思います。私も、春の段階で夏野菜を作るかどうかは悩んだものの、それでも6月下旬くらいから1か月間は夏野菜を味わえるし、美味しい野菜を1か月間でもいいから味わいたいと、夏野菜を作ろうと決めたのでした。

帰宅したら、どれだけカラカラの、悲惨な荒野になっていることか。
カンカン照りの太陽のもと、どれだけの植物が枯れているか。
きゅうり、ゴーヤ、インゲン、ハヤトウリなどなどの支柱は倒れていないだろうか。
・・・と、弱気になって帰宅したのが8月末日でした。

帰宅してから知ったのですが、その40日間の天気は以下の通り。これほどにも雨が降らないものでした。

天気

<出発前に、対策していったこと>

  • 動物よけの柵はしっかり作りました。中が見えると夢中で入ろうとするとのことで、透けないよう、中が見えないよう、波板作りです。
  • 植物の根もとにはコンポストの堆肥をまきました。栄養よりも土壌表面の水分保持が目的です。
  • 植物の根もとにわらを敷きました。これも土壌表面の水分保持が目的です。
  • ナスは丸刈りにしました。一か月は収穫できなくなるが秋から再びナスがよく生るという、秋ナス増収の手法です。
  • トマトやメロンなど鳥がつつきやすいゾーンの上部に、鳥よけのネットをはりました。
  • 雑草を、かなり根気よく取り除きました。

さあ、40日の旅から帰宅して、こわごわと菜園に行ったら・・・

夏野菜

うわあ!!
ジャングルだ!!
ここは熱帯雨林か~!?
(ちなみにここは日本の暖地、標準的な気温です)

  • ピーマンやししとうは立派にいくつも実をつけています。完熟して、もはや赤ピーマンと赤ししとうです。
  • きゅうりはお化けきゅうり、オクラはお化けオクラです。オクラなんて、アフリカで見かけるほどの高さと大きさになっていて、驚きます。
  • 唐辛子は豊作です。バングラデシュ唐辛子は青々として人の背丈ほどの樹高になり、それが10本以上も樹立していてます。またアフリカ唐辛子はもはや低木化し、人が手を広げたようなサイズのブッシュになっていて、コロンコロンの可愛い黄色い唐辛子が鈴生りに生っています。
  • 焼肉レタスは、レタスなのに背丈1m!?って笑っちゃいました。巨人化し、たくさんの種をつけていました。
  • ツルムラサキは、3mも5mも伸びて、しかもつるが伸びるだけではなくて脇つるが何十本も伸びています。美味しい葉が茂り、美味しい花もたくさん咲き、食べるところだらけで嬉しいのですが、まわりの作物にまきついています。
  • 水を切らすとよくないはずのサトイモと生姜が、葉っぱが元気でピンピン健康です。
  • シカクマメは、高さ2mの支柱ではまるきり足りず、互いの蔓をまきつけあって、そして100個くらいの実を生らせていました。
  • ゴーヤも、3m以上のつるが何十本も伸びて、美味しそうな実をたくさん生らせています。
  • ハヤトウリは秋に実をつける植物ですが、ツルが何本も出て、四方八方に何mもの勢いでツルを伸ばしています。
  • 出発前はウリハムシに葉を食べられて元気が今一つだったメロンが、5個も生っていました。
  • 出発前は雄花ばかりで雌花が1つしかなかったカボチャが、3つ生っていました。
  • さつまいも!!!つるが伸びていて元気も元気です。さつまいもの茂る葉の中から、無数のトマトが生えています。
  • トマト!!!今年になって植えたトマトも、去年のこぼれ種でそこらじゅうに生えたミニトマトも、完熟して落ちた実もあり、今美味しそうな赤い実もあり、それこそ無数の青い実をつけていて今後の完熟に備えています。
  • バジルと、モロヘイヤも、随分背丈が高くなっていました。
  • ツルナシインゲンと三尺豆は、収穫時期が終わったのか、生ったサヤがつるの上で実を熟しており、種をたくさん取ることができました。
  • ルッコラやチンゲンサイは、どこからどう種がこぼれたのか、菜園の通路も畝もおかまいなしに、あちこちで大きく育っていて美味しそうです。密集したルッコラは弱い個体が自然淘汰されたようで、いかにも間引き作業をしたかのような理想的な株間になっていました。
  • 自生のこんにゃくも、元気元気。
  • 赤紫蘇、青紫蘇、高さも横幅も1m以上、食べ放題です。
  • イタリアンパセリも相変わらず青々としています。
  • でも春菊は大きくなりすぎてポキって折れちゃっていました。
  • ついでに言うと、昨年1つポツンと生えていたヤマドリタケ(いわゆるポルチーニ)は、今年は同じ場所に群生!! しかしながら老菌すぎて食べられない状態になっていました。あと1週間早かったら美食祭りだったのか。。。

作物栽培の本を見ると、作物を育てるためには、いつごろ1回目の追肥をし、いつごろ2回目の追肥をし、と、いろいろと手をかけることが書いてあります。今気付いたのですが、そういう指南本は、手を抜いて作物の力を活かすことを書いていないんですね。

夏の野菜が育つための一番のごちそうは、太陽光と気温なのだと思います。今回のことは、天候の運が良かったのかもと言われればそうかもしれません。しかし梅雨が明けきったあとの40日間の放置でも、この結果と成果が得られた今回の体験は、私にとっては嬉しい収穫でした。手をかけない状態でどう育つかを、自分自身が確認することができたのは、今後に活かせる大きな大きな収穫なのです。

もうひとつ、収穫がありました。
これだけジャングル化するほどの菜園において、とにかくよく育つ個体もあれば、環境に負けて枯れていった個体もあるはずです。40日間水もあげずに(天水に任せて)追肥も虫除去もせずに放ったらかしという条件の中で生き残った作物たちは、我が家の土と気候に適合した、最適の作物なのです。

今年は、是非、この、我が家に最適な作物から、来年用の種を取りたいと思います。

なお、日頃より、土作りについては、意識して良いものを作る努力をしています。良い土があれば良い作物が育つと信じているからです。

* * *

私が菜園をもつ理由は、野菜が美味しいからです。本当に美味しい。スーパーの野菜なんて味がなくて買えなくなっています(レシピ作成用には標準野菜として買うこともあります)。さらに、家族や友人が「おいしー!」って言ってくれると本当に嬉しいですよね。これからも楽しく努力し、いつも「おいしー!」って家族や友人と笑って野菜料理をいただけるような、素敵な食卓を作っていこうと思います。

本記事、レシピ内容及び写真の著作権はすべて管理人:松本あづさにあります。
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