タロチップス

  • クック料理

  • 現地表記

    :Taro chips(英語)

  • 概要

    :タロイモのスパイシーフライ

タロチップス

クック諸島を旅したときに滞在した宿では、宿が開催する「アイランドナイト」に参加しました。宿の人が調理したクック伝統料理がずらりと並ぶ、ローカルフード好みの旅人には大興奮のひとときです。クックはポリネシア人の島でニュージーランドの自由連合国。土着の食材を代表する主食のタロイモが、南半球指折りの先進国であるニュージーランド由来の調味料等で美味しく料理されるのです。アイランドナイトでいただいて美味しかった「タロチップス」をまた食べたくなって、私は大きなサトイモで作りました。こういうイモ料理を主食として食べると、南の島の食文化に自分も浸った気分になって、なかなか楽しいのです。

材料

2人分):

大きなサトイモ(※1)
1 cm輪切りを6~8枚
サラダ油
大4
小1/2
ガーリックパウダー
小1/4
カレー粉
小1/2
  • ※1:セレベスや京イモなど、直径が7 cm以上になるサトイモの品種があります。

調理時間

作り方

  1. 大きなサトイモの皮をむき、皮のかけらや汚れがある場合は水にくぐらせてからキッチンペーパーなどで拭く。
  2. サトイモを1 cm厚さに切り、塩、ガーリックパウダー、カレー粉を1つの小皿に入れて混ぜておく。
  3. フライパンにサラダ油を入れて中火で熱し、サトイモを入れ、表面がカリっとするようにときどき動かしながら焼く。
  4. 良い焼き色がついたらひっくり返し、調味料の半分をまんべんなくかけ、同様に焼く。
  5. 良い焼き色がついたらひっくり返し、調味料の残り半分をまんべんなくかけ、引き続き焼く。
  6. 菜箸がすっとささるようになったら、厚めの1つを取り出して味見をし、中まで火が通っていることが確認できたら、好みで塩加減やスパイス加減を調えて出来上がり。
  7. Enjoy!

材料と調理のこつ

  • 京イモやセレベスのような巨大なサトイモの品種を使うと現地のタロイモに味わいが似ます(タロイモもサトイモ類です)。
  • 調味料はそのときキッチンにあるものを適当に使うと言っていました。ちょっとジャンクな味わいに作るとよいので、ガーリックパウダーやカレー粉が合います。

Tips about cuisine

  • 「タロチップス」の英語(クックの公用語)の綴りは「Taro chips」。
  • 「Taro」(タロ)はタロイモ、「Chips」(チップス)はイモ類を薄く切って揚げる料理で、日本語でもチップス。よって「Taro chips」(タロチップス)は「タロイモのチップス」という意味になる。


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