ビャンビャン面(ビャンビャンミェン)、裤带面(クータイミェン)

中国料理、極幅広の麺

ビャンビャンミェン

さて、下の図は、古都西安(長安)があることで有名な中国陝西省の食堂で見かけたメニューの1つです。「ビャンビャン」と読むだなんて想像につかないこの字・・・。「面」は麺のことなのですが、面白くて笑うしかない!(笑)

ビャンビャンミェン

biang(ビャン)」は中国で最も画数が多い字だそうですよ。「biangbiang(ビャンビャン)面」は麺の種類の呼び方なので食べ方は定まっておらず、スープ状にして食べたり、和えて食べたりします。今回は、辣油で和えて食べる「油泼面」(ヨーポーミェン)風のレシピを紹介します。
材料(4人分):

中力粉・・・280g
水(麺をこねる用)・・・150~160mL
・・・小1
黒酢(中国の黒酢がよい)・・・大2
醤油(日本の醤油でよい)・・・大2
酢(日本の酢でよい)・・・大1
水(タレを作る用)・・・大2
辣油・・・大4
チンゲンサイなどの青菜・・・好みで少々
香菜・・・好みで仕上げに散らす量
調理時間:(麺を寝かす時間を除く)
作り方:

  1. 中力粉、水、塩を混ぜ、よくこね、数時間寝かせる。
  2. 生地を12等分し、棒状に成形して、油を塗って、幅8cm、長さ30cmを目指して延ばす。
  3. 湯をわかし、麺と麺の間に必ず湯が入るように麺を入れ、フタをしてゆでる。チンゲンサイなどの青菜を一緒にゆでてもよい。
  4. 3、4分経って、フタを開けたときにプクっと膨らんで浮き上がっていたらOK。鍋を流水下に置いて、鍋の中がぬるま湯になったら手ですくいあげ、水気をある程度切ったら4つの器に入れる。
  5. 黒酢、醤油、酢、水、辣油を混ぜたタレを4等分ずつ器にかける。
  6. 仕上げに刻んだ香菜を散らしてできあがり。
  7. Enjoy!
こつは:
・麺はホームベーカリーでこねると楽ちんです。
・麺は薄く延ばしたほうが食べやすいです。
・手作りの「油泼辣子」(ヨーポーラーズー、辣油のこと)を、底にたまる固形分ごと使うと美味しいです。

Tips about cuisine

・「biangbiang(ビャンビャン)面」のピンインは「biáng biáng miàn」。
・中国語で「b」の音は日本語の「ビ」ほどは濁っていないので「ピ」の音に近くなる。実際に西安の人に発音を聞いても「ピャンピャンミェン」のほうが近い気もしました。
biang(ビャン)の由来は定かではなく、麺を引っ張ったり延ばしたりするときの音だとか、麺を食べるときの音だとか。
・ベルトのように太い麺なので、「裤带面」(クータイミェン)と呼ぶこともできる。裤带面(クータイミェン)のほうがときに麺が1m以上になるなど、biangbiang(ビャンビャン)面よりも麺が長い傾向にあるが、家庭では1mの麺打ちは容易に出来ないのでどっちを作ってもどっちの名でもよい。
・「裤带面」(クータイミェン)のピンインは「kù dài miàn」。
・「裤带面」を日本の漢字で表記すると「袴帯麺」となる。「裤(袴)」はハカマ(現代のズボン)、「带」(帯)は帯(ベルト)、「面」(麺)は麺のこと。
・名称はいずれにしても麺自体の呼び方なので、定まった食べ方はない。



本記事、レシピ内容及び写真の著作権はすべて管理人:松本あづさ(プロフィールは≫こちら、連絡方法は≫こちら)にあります。読んでくれた方が実際に作って下されば嬉しいですし、料理の背景やTipsなど、世界の料理情報の共有を目的として、大事に作成しています。
出典URL付記リンクを貼れば小規模な範囲でOKなこと】
・ご自身のサイト、ブログ、FacebookやTwitterにおける情報の小規模な引用や紹介。
事前連絡出典明記をお願いします】
・個人、団体、企業等の活動や出版等で、当サイトおよび当管理人のもつ料理レシピや写真を活用・使用したい場合(料金は≫こちら)。
事後連絡でもよいのでお寄せ下さい(楽しみにしています)】
・学校や大学の宿題や課題で当サイトを活用してくれた児童・生徒・学生さん。
ご遠慮ください】
・大々的なコピペや読み込み、出版物への無断転載。
・商用非商用ならびに営利非営利を問わず、個人、団体、企業等の活動や出版等での無断使用。
※免責事項:上記の引用に基づいて万が一損失・損害がありましても、対応はユーザーご自身の責任において行っていただきますようお願いいたします。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です