シュパーゲル

  • ドイツ料理

  • 現地表記

    :Spargel(ドイツ語)

  • 概要

    :ゆでホワイトアスパラガス

シュパーゲル

春、日本に山菜や筍があれば、ドイツにはホワイトアスパラガスがあります。シュパーゲルというドイツ語単語には緑色のアスパラガスも含められるのですが、それでも何も言わなくても、春に「シュパーゲル」と言えば、ドイツの人にはやっぱりホワイトアスパラガスなのだそうです。

材料

2~3人分):

ホワイトアスパラガス
10本(※1)
砂糖
ひとつまみ
ひとつまみ
レモン果汁
小1
  • ※1:アスパラガスの数は、ここでは仮に10本としましたが、1人が食べる量と人数から決めてもよいですし、生アスパラガスが売られているときの本数から決めてもよいです。

調理時間

:30 分

作り方

  1. 生のホワイトアスパラガスを粗い、切り口を薄く切り落とす。
  2. ピーラーで皮をむき、皮を別に取っておく。
  3. フライパンや幅の広い鍋でゆでる場合、水を多く張り、片側にむいた皮を入れて寄せ、アスパラガスの穂先を皮の上に置き、穂先はぎりぎり水面から出るが根元はしっかり水に浸かるように配置する。
  4. 火をつけ、沸騰したらフタをして静かに5分間ゆで、火にかけたままフタをあける。
  5. 細いものから菜箸で引き揚げ、菜箸で中央を持ったとき「軽くしなる」くらいになったものから取り出す。
  6. バットの上に置くなどして自然冷却する。
  7. Enjoy!

材料と調理のこつ

  • レモン果汁を入れるとアスパラガスの色がきれいに仕上がります。
  • 縦長の寸胴鍋があれば、穂先が少し出るようにアスパラガスを縦に入れてゆでます。欧米ではこのゆで方も多いのですが日本では縦長の寸胴鍋があまり普及していないので私は26cmフライパンを使ってゆでました。
  • 溶かしバター、マヨネーズ、ゆでたまごのみじん切り入りマヨネーズ、オランデーズソースなどでいただきます。
  • ゆで汁も美味しいので、スープにしていただくとよいです。

Tips about cuisine

  • 「シュパーゲル」のドイツ語(ドイツの公用語)の綴りは「Spargel」。
  • ドイツでは、ホワイトアスパラガスは4月ごろから店頭に並び、6月24日の聖ヨハネの祝日に販売が終了する。
  • ドイツにはシュパーゲル村(Spargeldorf)がある。日本語訳は「アスパラガス村」。
  • バルベック(Walbeck)というデュッセルドルフから北西約70kmの村はカトリックの巡礼地で有名なケベラルとその南シュトレーレンを結ぶシュパーゲル街道(アスパラガス街道)の真ん中に位置しており、シュパーゲルの季節(4月~6月24日)の間だけオープンするシュパーゲルレストランがある。


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