ツルタケ

ツルタケ

ツルタケ

ツルタケ

家の南の斜面下の野道に生えていました。今は我が家以外は誰も人が歩かなくなった雑草も多い路上です。近くには、柿の木、コナラの木、クリの木、竹などがあり、それらの葉が落ちているようなところに生えていました。

条線あり。きれいにくっきりと見えています。中心は灰色がかった茶色、その外が淡い茶色グラデーションがきれいです。成菌のカサは壊れやすいようで、今回採ったのは、割けていました。ヒダは白く、軸とつながっていません(離性)。

ツルタケは「鶴茸」と書くのですが、これは軸が鶴の首のように長く美しいからだとか。軸には目立つ模様はないように思ったものの、撮った写真をみると、鱗片のようなものがうっすらと見えます。軸の色はごく薄い茶色でした。ツバ(ツバの痕跡を含む)がないことが、類似の毒きのことの鑑別ポイントです。

基部のほうが若干太いのですが、膨らんでいるという表現はできない程度のもの。雑草と落ち葉が多くて採るときに確認できなかったので、ツボの有無は不明。中空かどうかも確認しなかったのですが、ツルタケの基部にはツボがあり、軸は中空、また、軸は上部は粉状、下部は綿毛状の鱗片に覆われているとのことです。軸が折れている写真の様子から、軸が中空であることは間違いないです。

ツバありなら、ツルタケダマシ(毒)、タマゴテングタケモドキ(アカハテングタケ)(毒)やコテングタケモドキ(食?)などが該当します。カサや軸の条件が合っていて、ツバがなければ、ツルタケでしょう。

また、ひだに赤みがあればタマゴテングタケモドキ(別名アカハテングタケと言うのはこのため)の可能性が高いです。ひだに赤みがないこともツルタケの重要な鑑別ポイントです。

コテングタケモドキは傘に条線がなく、軸につばがあります。
ヒメコナカブリツルタケ(毒)は、似ているが、傘の上に粉がふいている点で見分けます。
形態が似ていて色違い(カサが淡黄褐色)のものはカバイロツルタケ(食)です。

<鑑別まとめ>
|名称|食毒|カサ|条線|ヒダ|ツバ|ツボ|の順に記載

ツルタケ|食|灰茶|+|白||+|
|ツルタケダマシ|毒|灰茶|+|白||+|
|タマゴテングタケモドキ|毒|灰茶|+|赤み|+|+|
|コテングタケモドキ|食?|灰茶||白|+|+|
|カバイロツルタケ|食|黄茶|+|白||+|
|シロツルタケ|食|真っ白|+|白||+|

これは分かりやすいかな。ツバがなければ食べられるきのこです。なお、ツルタケは、必ず火を通して食べます。カバイロツルタケもシロツルタケも同様です。

今回は、調べてお勉強をするのにとっても時間がかかってしまい、採れたきのこが新鮮でなくなってしまったので、食べていません。次回またツルタケに出会いたいです。

本記事、レシピ内容及び写真の著作権はすべて管理人:松本あづさにあります。
出典URL付記リンクを貼れば小規模な範囲でOKなこと】
・ご自身のサイト、ブログ、FacebookやTwitterにおける情報の小規模な引用や紹介。
事前連絡出典明記をお願いします】
・個人、団体、企業等の活動や出版等で、当サイト記事や写真を活用・使用したい場合。
事後連絡でもよいのでお寄せ下さい(楽しみにしていますので)】
・小学校や中学校の宿題や課題で当サイトを活用してくれた生徒さん。
ご遠慮ください】
・大々的なコピペや読み込み、出版物への無断転載。
・営利目的や利益が生じる手段での無断使用。
※免責事項:上記の引用に基づいて万が一損失・損害がありましても、対応はユーザーご自身の責任において行っていただきますようお願いいたします。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です